リビング学習の効果を引き出すリフォームで気を付けるべきこと

149 リビング学習の効果を引き出すリフォームで気を付けるべきこと

子どもの学力を伸ばすには、自宅での勉強習慣をつけることが大切だと言われています。
しかし、子どもに「勉強しなさい」と口うるさく言うだけでは勉強習慣は身に付きませんよね。
子どもが集中して勉強するためには、環境が大切だと言われています。

勉強習慣を付けるには小学生の頃からしっかり対策をしておく必要がありますが、小さいお子さんの場合はまだ一人で集中し続けることが難しく、「リビング学習」が有効だと言われています。
リビング学習とは、リビングの一角で勉強をすることで、家族が集う場所なので孤独を感じず、また、適度な緊張感があるため勉強に集中しやすくなる環境を作ることができます。

思春期を迎える頃には子供部屋にこもって勉強した方が集中できる、という子も増えてきますが、それまではリビングを勉強場所にするのがおすすめなんですよ。
そこで、今回はリビング学習を効果的に実践するためのリフォームのポイントについて紹介したいと思います。


ダイニングテーブルと勉強スペースは分ける


ダイニングテーブルで勉強をする場合は、勉強道具を出しっぱなしにしておくことができませんし、また、気持ちの切り替えもしにくくなります。
勉強専用のスペースを作ることによって気持ちの切り替えがしやすくなり、食事の際には一度勉強を中断して、その後また勉強をする、といったこともしやすくなります。


勉強道具を置くための収納場所も必要


中には、「勉強はリビングで、勉強道具は子供部屋に」という家庭もありますが、子供部屋までわざわざ教科書を取りに行ったり、片づけたりというのは手間がかかってしまい、どうしてもリビングに置きっぱなしのものが増えてしまいがちです。
小学生のあいだはまだ勉強道具の量も少ないので、まとめてリビングに置いてしまった方が子どもも親も、管理がしやすくなるでしょう。


親の目が届きやすい場所にする


リビング学習の魅力は、親の目が届くということです。
そこでまず考えておきたいのは、キッチンを対面型にするということです。

対面キッチンだとリビングを見渡すことができますよね。
子どもが勉強をする時間帯は夕食を作る時間と重なることが多いので、対面キッチンでない場合はキッチンリフォームも考えてみてはいかがでしょうか。

また、子どもの勉強時間やスペースの問題によっては、リビングに隣接する和室を勉強スペースにするという方法もあります。
和室に子どもの勉強机を置き、親はその傍らで洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたりといった家事を進めることができます。


勉強机なら長く使える


勉強場所の案として、一つは一般的な勉強机をリビングに置く、という方法があります。
キッチンから目の届きやすいところに勉強机を置くといいでしょう。
勉強机があれば、いずれ子どもが自室にこもって勉強したいと言い出したときにも、新たに机を買う必要がなく、その机を移動させるだけで勉強場所を移すことができますね。


省スペースにするなら専用の共用机を


リビングに勉強机を置くと、一気にリビングが狭くなってしまうという問題もあります。
スペースの問題で勉強机を置くことがはばかられる場合には、コンパクトな机を設置するという方法もあります。

壁のサイズに合わせて作り付けの机を設置すればスペースを無駄なく使うことができますね。
また、イスはダイニングテーブルのものをその都度移動させて兼用するという方法なら、イスのスペース分を節約することができ、リビングを広く使うことができます。


机は壁向きに設置


リビングにはさまざまなモノが置かれているものですが、モノが多い空間では集中しにくいというデメリットもあります。
ダイニングテーブルで勉強しているといろんなモノが視界に入って集中しにくくなるのです。

そこで、勉強机を設置する際には、座った時に壁に面するように設置するのがポイントです。
壁にはあれこれ貼り付けるのではなくなるべく白いままの状態にして、視界をすっきりさせると、集中しやすい環境になりますよ。


このように、リビング学習が良いとは言っても、ただリビングで勉強させるというだけではリビング学習の効果を得ることはできません。
子どもの勉強スペースをリビングにする場合は、机の置き場所や勉強道具の置き場所を考え、必要であればリフォームもした上で最適な勉強スペースを確保するようにしてはいかがでしょうか?

(参考:リフォーム全般の価格を知ろう!リフォーム価格表
(関連コラム:勉強がはかどる子供用スペースとは リビング?子供部屋?

No.149

Pocket