リフォームの費用節約の4つのポイント 本当に必要なものを見極める

170 リフォームの費用節約の4つのポイント 本当に必要なものを見極める

リフォームは数百万の費用がかかることもあり、大規模なものになると一千万を超えることも。
新築するほどではないにせよ、多額の費用がかかりやすいことには変わりありません。

今回はリフォーム費用を節約するためのポイントを紹介したいと思います。


節約したい意思を伝える


わたしたちは、どうしても見栄を張りたくなったりして、正直に「お金がこれだけしかありません」なんていうことは言えません。
しかし、節約したい意思を伝えなければ、業者の方も節約のことを考えずにリフォームプランを考えるものです。

世の中には「機能性は劣っても安い方がいい」と考える人もいれば、「せっかくだからとことんお金をかけて理想の家を作りたい」と考える人もいます。
「機能性や見た目が多少劣ってもいいから、節約重視でやってほしい」といったことを業者に伝えると、担当者も要望に合わせたリフォームプランが提案できます。


デメリットも確認する


リフォーム費用も値段交渉ができないわけではありませんが、値段を下げてもらったことにより、不都合が発生することもあります。
値段を下げてもらった場合は、デメリットも聞いておきましょう。

たとえば、キッチンをダウングレードしたことによって費用は安くなるが、はじめに選んでいたものと色味が異なるためフローリングの色と合わないと感じる可能性がある、など、何かしらのデメリットはあります。
「それぐらいなら安い方がいいや」と思えるならそのまま節約方向でいいですが、「それはあとで後悔しそう」と思うなら、その部分は節約せずに、他の部分で節約できないかを聞いてみてください。


要らないものを見極める


リフォームをする際には、一部分だけではなく、他にも近々リフォームすべきところがあれば一緒にやってしまった方が手間もなく、費用も節約になります。
しかし、「あれもこれも……」と追加していくと、あっという間に予算オーバーになります。
そのリフォームが本当に必要なのか、考えてみるといいでしょう。

たとえば、「ついでだからクロスも貼り換えてもらおう」と思っていても、クロスならハウスクリーニングを依頼することでも、ずいぶんとキレイになります。
見た目を良くするだけならクリーニングだけで対処できることもあるので、よく検討してみてください。


廃材を出さないリフォームをする


リフォームによって出た廃材は、処理するのにもお金がかかります。
フローリングを貼り換えるとしたら、かさばるものですから処理費用も数万円です。

そこで、廃材を出さないために、今あるフローリングの上から、新しいフローリングを貼るタイプのリフォームも検討されると良いでしょう。
ただ、今あるものを利用する場合には、加工が必要になり逆に費用が発生する場合もあります。
逆に、多少継ぎ足し感がでても気にならない場合には、安くおさえることが可能になります。

実際、出来る限り仕上がりをイメージしながら、工夫して納得できる完成を目指すところにリフォームの楽しさはあります。
ぜひあなたも!

(参考:出来ることは自分で!DIYリフォーム
(関連コラム:リフォーム費用節約術 工夫次第で百万円単位の削減も可能!

No.170

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