大手銀行による住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱しています。
三菱東京UFJ銀行は、固定10年型の金利(最優遇)を9月分から
1・5%にすると発表しました。
三井住友銀行も1・6%となり。消費税増税を控えて、
住宅購入の駆け込み需要を取り込む考えでしょう。
三菱UFJが固定10年型金利を下げるのは9カ月ぶり。
三井住友信託銀行も固定10年型を1・25%、
りそな銀行は1・55%と軒並み下げてきています。
住宅価格は、来年3月末までに物件が引き渡されれば
現行の消費税率5%が適用され、注文住宅は来年4月以降に引き渡されても、
今年9月末までに契約していれば5%で済むため、9月はローンの申し込み増を
期待しての引き下げとも言われています。
しかし、金利引き下げは限界に近づいているようで、今後は
金利とは別に、状況に応じて支払額の猶予が受けられたり
飲食店等の割引サービス等今までとは違った商品も出ているようです。