造作家具とは?システム家具とは?好みの家具で理想の家にリフォーム

159 造作家具とは?システム家具とは?好みの家具で理想の家にリフォーム

リフォームをするなら、現在の収納についても見直したいという方が多いのではないでしょうか?
また、もっと快適な空間にしたい、もっとおしゃれな家にしたいなど、さまざまな希望が出てくるものですよね。

希望の家を作るためには、家具にこだわってみる、というのもおすすめです。
家具は一つひとつが大きいため、家具のテイストによって家の雰囲気も変わりますし、家具の使い勝手の良さが生活の快適度を左右しています。
そこで、リフォームのときに考えておきたいのが「造作家具」です。


造作家具の魅力とは


造作家具とは、要は「作り付け」の家具のことです。
このスペースにぴったり入るデスクを置きたい」と思っても、既製品では合うサイズがない場合も多いですよね。
サイズは合っても形が使いづらいとか、好みの色じゃないとか、問題はいろいろ出てくるものです。

造作家具なら、サイズも、形状も色も素材も、すべて好みのものが自由に作れるので、理想の家づくりができるだけでなく、デッドスペースの活用などより実用的な家づくりができる魅力があります。
手持ちの家具と組み合わせて、たとえば「お気に入りのチェストを組み込んだ壁面収納」を作ることもできますし、「子供の学習机に合ったベッドとチェスト」を作ることも可能です。

ただ、造作家具を作る場合はどうしても、既製品よりも費用が高くなってしまうというデメリットもあります。
こだわりを増やすほど費用はかさんでしまうので、重視するポイントをしぼり、それ以外のところは安い素材で作ってもらうなど、メリハリのある費用の使い方を意識することが必要になるでしょう。


システム家具も検討を


造作家具は、完全なオーダーメイドのものになるため費用がかさんでしまうのですが、自分の希望のものが、システム家具で対応できないかを検討してみてもいいでしょう。
システム家具とは、既製品のパーツを組み合わせて作る家具のことで、造作家具ほど自由な家具は作れないものの、既製品を買ってくるよりも自分の希望に合った家具が作りやすいというメリットがあります。
システム家具なら造作家具よりも費用は抑えやすいですし、自分の好みのものがシステム家具で作れそうなら、こちらを選んだ方がお得になりますよ。


造作家具やシステム家具を増やすとオリジナルの家が作ることができる


既製品の家具を置いているだけだと、どうしても無駄なすきまができてしまったり、使い勝手の悪さを感じながら生活してしまうことも多いです。
造作家具やシステム家具を増やすことによって、無駄なスペースをなくし、より自分らしい家を作ることができるので、リフォームの際にはぜひとも検討されてみてください。

ただし、造作家具やシステム家具にすると、従来の置き家具に比べると自由に移動もできませんし、その家具が不要になった場合の処分も大変になりがちです。
長く使うかどうかわからないところについては引き続き既製品の置き家具で対応し、長く使うことが予想できる場所だけを造作家具やシステム家具にしてみてはいかがでしょうか?

(参考:RESTAの大工工事
(関連コラム:理想の収納を実現可能!デメリットも考慮したシステム収納の選び方

No.159

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