浴室リフォームの際にプラスしたい あると便利な機能や設備

197 浴室リフォームの際にプラスしたい あると便利な機能や設備

浴室をより清潔で便利に


浴室はいつでも清潔で快適な場所にしたいもの。

現代の住宅の浴室の設備といえば、換気扇や手すり、給湯用リモコンなどは基本といえるでしょう。
こうした基本の設備に加えて、より清潔で便利な浴室にするために、プラスアルファで取り入れたいものがあります。

今回は、浴室リフォームの際に検討したい、あると便利な機能や設備をご紹介します。


浴室暖房乾燥機


浴室の換気と乾燥、暖房をする設備です。

湿気の多い日本で浴室のカビを防ぐには、入浴後の浴室内をできるだけ早く乾燥させることが何より大切。
浴室暖房乾燥機があれば、窓と換気扇よりも、パワフルに浴室内を乾燥させることができます。

また、暖房機能は浴室内と外の気温差によるヒートショック対策になります。機種により、涼風や洗濯物乾燥、ミストサウナ機能があるタイプも。
熱源により、「電気式」と「ガス温水式」があります。
ガス温水式は給湯システムを兼ねるタイプもあるので、給湯器の交換のタイミングと合わせて検討しましょう。


ミストサウナ


霧状のお湯を放出するサウナです。
浴槽のお湯につからなくても、体をうるおし暖める働きがあるので、美肌効果もありますが、体調がよくないときや体の不自由な方の入浴にも便利です。


調光ライト、フロアライト


お湯につかってリラックスするには少し暗めの照明が好まれますが、すみずみまできれいに掃除するには明るさが必要です。
そこで、取り入れたいのが明るさを調節できる浴室用の調光ライトです。

また、転倒事故などを防ぐためには、足元は明るい方がいいので、フロアライトもおすすめ。
調光ライトと組み合わせて間接照明のような効果も楽しめます。


洗面器置き台(カウンター)


椅子に座ってシャワーを使うときに、適度な高さに洗面器を置く台があれば便利です。
最近のユニットバスには標準装備されていることが多いですが、リフォームで後付けできるタイプもあります。


ジェットバス


浴槽にはったお湯の中に気泡を噴き出させる装置のついた浴槽で、ジャグジーやブロアバスとも呼ばれます。
マッサージやリラックスの効果があるといわれています。


保温浴槽


浴槽の裏に断熱材を施すことで、高い保温性を持たせた浴槽。
専用の風呂ふたと組み合わせて使うことで、長時間お湯の温度を保つことができ、省エネ効果があります。


シャワーブース


浴室のスペースに余裕があるなら、1画を区切ってシャワーブースを設置すれば、汚れが少なくなり、掃除がラクになります。


快適で清潔な浴室にするには使いやすく掃除しやすいことが大事です。
以上を参考に、わが家の家族構成やライフスタイルに合わせて、浴室にあれば便利な機能や設備を検討してくださいね。

(関連コラム:浴室暖房・乾燥機をつけるメリットと導入にかかる費用
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No.197

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