エコリフォームで得をする「省エネ住宅ポイント」の概要

166 エコリフォームで得をする「省エネ住宅ポイント」の概要

2015年3月から始まった「省エネ住宅ポイント制度」。
今リフォームをお考えの方もしくは最近リフォームをされた方には、ぜひとも知っておいていただきたい制度です。
省エネ住宅ポイントは、対象となるエコリフォームをしたりエコ住宅を新築した場合にポイントが交付され、そのポイントをさまざまな商品に交換できる、という仕組みになっています。


「エコリフォーム」とは?


以下のようなリフォームが対象となります。

1.窓の断熱改修

複層ガラスへの交換や内窓の設置、外窓の交換など、断熱性を上げる窓リフォーム。
窓の大きさやリフォームの種類に応じて、3,000~20,000ポイントが発行されます。

2.外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

断熱材を入れるリフォーム。
外壁なら120,000ポイント、屋根・天井は36,000ポイント、床は60,000ポイントが発行されます。

3.設備エコ改修

太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓のうち3種類以上を設置するリフォーム。
24,000ポイントが発行されます。
さらに、上記のリフォームに合わせてリフォームすることで、以下のリフォームも対象となります。

  • バリアフリー改修……手すりの設置で6,000ポイント
  • エコ住宅設備の設置……上記【3】のリフォームが2種類以下でも、【1】もしくは【2】の工事と併用する場合は対象となります。
  • 耐震改修工事……耐震基準を満たしていない住宅の耐震改修。150,000ポイント
  • リフォーム瑕疵保険への加入……リフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度。11,000ポイント
    「中古住宅を購入し、リフォームして住む」という場合は以下のポイント加算があります。
  • 既存住宅購入を伴うリフォームによる加算……通常のリフォームで発行されるポイントと同額

※リフォームで発行されるポイントの上限は300,000ポイントです。


対象期間は?


ポイントの対象となるリフォームには、複数の期間が決められているので、該当するかどうかを確認してみてください。

  • 工事請負契約……平成26年12月27日以降
  • 着工、着手……平成26年12月27日~平成28年3月31日
  • 工事の完了……平成27年2月3日以降
  • 不動産売買契約……平成26年12月27日以降
  • ポイント交換申請……平成27年3月10日~平成28年1月15日
  • 完了報告……平成28年6月30日まで

どのような商品に交換できる?


省エネ・環境配慮に優れた商品」、「地域振興に資するもの」、「全国で使える商品券・プリペイドカード」に交換することができます。

省エネ住宅エコポイント(http://shoenejutaku-points.jp/user/item/)

基本的には、1ポイントあたり1円で計算されていますから、300,000ポイント発行された場合は30万円分の商品券を入手することも可能ですよ。
最近リフォームをされた方やこれからリフォームをお考えの方は、この省エネ住宅エコポイント制度を活用しましょう。

※省エネ住宅ポイントの受付終了について
平成27年10月22日
エコ住宅の新築やエコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行する省エネ住宅ポイントについては、平成27年3月10日より受付を行っておりましたが、平成27年10月21日の受付分をもって予定していた予算に達したため、ポイント発行申請の受付を終了したことをお知らせします。
出典:国土交通省ホームページ (http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000628.html)

※こちらの住宅エコポイントの募集は、終了しております。現在の状況については、お問合せください。


(参考:その他の住宅助成金についてはこちら
(関連コラム:環境に配慮したエコリフォーム 具体的なリフォーム方法とは?
(関連コラム:省エネ住宅ポイントの対象期間と申請方法

No.166

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