お家のキッチン、薄暗くありませんか?
雑誌に載っているような素敵なキッチンに憧れて収納を工夫してみたり、雑貨を置いたりしてみても、キッチンが暗いと思うような仕上がりになりかねません。
では、すぐできることでキッチンを解放感のある明るいキッチンを作るには、どのようにリフォームすればいいのでしょうか?
明るい色に変更するリフォーム例
◎壁の色をチェンジ
室内の壁は白が定番ですが、キッチンの壁面には色のついたタイルを使っている住宅も多いですね。
ダークカラーのタイルから明るい色に変えるだけでも、印象は明るくなります。
◎戸棚の扉の色をチェンジ
システムキッチンの扉や吊戸棚の扉も、暗いブラウンや黒よりも、思い切った真っ白にしたり、パステルカラーを取り入れるのもいいでしょう。
なお、明るい色でも、特におすすめなのは鏡面仕上げの扉です。
光沢のある素材の方が光の反射の影響で、明るい雰囲気になりますよ。
◎床の色をチェンジ
ダークブラウンのフローリングや、濃い色の塩ビシートを使った床を、明るい色のタイルに変えると大胆なイメージチェンジになります。
また、色の薄い、無垢のフローリングなどは自然な明るさを演出することもできます。キッチンスペースとダイニングスペースで床材を変えることも可能ですよ。
照明を明るくするリフォーム例
◎照明の数を増やす
昔ながらのキッチンだと、キッチン全体の天井照明に加え、調理スペースの上にあるダウンライトがあるだけ、というケースも少なくありません。
それに加え、暗さを感じるところにスポットライトを取り付けるだけでも、キッチンは明るくなるでしょう。
◎明るくおしゃれな照明
さらに、おしゃれな照明の付け方としては、複数のペンダントライトを組み合わせたり、ペンダントライトとスポットライトなど、異なる照明を組み合わせたりと方法があります。
シーリングライトをダクトレールタイプにしたり、電気工事でダクトレールを設置することで可能になります。
視界を遮るものをなくすリフォーム例
◎吊戸棚をなくす
当たり前のように付いているキッチンの吊戸棚ですが、これがなくなるだけで視界は大きく開けます。
吊戸棚の代わりに、床下収納を作ったり、間取り変更によってパントリーを作る、スキマ収納を作るなど、別の収納を増やすことによって片づけやすさも変わります。
◎カウンターの高さを変える
カウンターキッチンでも、最近はカウンター部分がフラットになっているものもあります。
影ができないので、開放的な雰囲気になります。
ただ、フラットタイプのキッチンだと目隠しになるものがないため、片づけが苦手な人は慎重に考えた方がいいでしょう。
プロに提案を依頼することもできますが、せっかくお手軽にキッチンをリフォームするなら、自分で色々なアイデアを考えてみて、電気工事や扉の交換など、技術や資格が必要な工事を依頼するのもひとつの方法です。
また、思い切って自分でやってると意外と楽しくできることもありますよ。
(参考:RESTAおすすめキッチン)
(関連コラム:システムキッチン 機能とデザインのバランスで扉に最適な素材を選ぶ)
No.161