そこで、今回は中古住宅を格安でリフォームするためのヒントをご紹介したいと思います。
使えるところはそのままにする
中古住宅として販売されている家の場合、「全面リフォームしないととても住めない」というような物件は少ないです。
つまり、リフォームを必要とする場所を見きわめて、ピンポイントでリフォームすればリフォームにかかる費用を抑えることができます。
中古の設備を使う
キッチンや浴室など、ショールームに行けば最新の設備がいろいろあると思います。
しかし、何も最新の設備にしなくても、まだまだ使える中古品はたくさんあります。
予算にゆとりが無い場合はとりあえず中古の設備でリフォームして、また時が来れば最新の設備へのリフォームをおこなってもいいのではないでしょうか?
自分でリフォームする
中古住宅を最低限リフォームし、塗装や壁紙クロス貼替えなどを自分で行う、つまりDIYすることでコスト削減することができます。
時間と工具があれば、床の貼替えなども意外と出来るものです。
中古住宅を買う楽しみの一つでしょう。
家への愛着も断然増しますし、今後発生する家の修繕などの時にも、その知識や技術が非常に役立ちます。
家に合うテイストを知る
すべてが新しい家には、たとえばIKEAをはじめとする北欧家具などを合わせたいという人も多いと思います。
いわゆる「おしゃれな家具」を置きたい場合は、たしかに古臭さの残る内装は邪魔になり、リフォームしたいと思われるかもしれません。
しかし、和箪笥やアンティーク家具などの場合は、むしろ古さの残る内装の方がマッチするとも言えますよね。
そのテイストが嫌いでなければ、わざわざ「おしゃれな家」にリフォームしなくても快適に暮らせるのではないでしょうか。
このように、中古住宅のリフォーム費用を抑えるためには、リフォームする場所を減らすための工夫が必要です。
予算が無限にあるという人はいないはずですから、払える範囲内の予算で、その家の良さを活かすにはどこをリフォームすべきなのか、リフォーム業者とも相談しながらじっくり決めていきましょう。
(参考:RESTA不動産事業部)
(関連コラム:DIYとプロリフォームの違い 低予算でオリジナルの空間づくりも可能)
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