中古住宅のポテンシャル

みなさん、こんにちは。

不動産事業部 Y です。

 

ところで、みなさんはどんなおうちにお住まいですか?

マンション、戸建て、賃貸?売買?

変わったところだと・・・  橋の下・・・?

(よく、母親から 「あんたは橋の下で拾ったんやでぇー」 と軽い冗談を言われていたなぁ。)

 

そんな Y の今の住まいは中古戸建てです。それも築30年以上の。

立て替えも検討してしまうほどの築年数です。だけど、今のおうち、なかなか気に入っています。

古臭い間取りだし、キッチンは狭いけれど。

 

なぜ、気に入ってるかといいますと、自分好みにしたからです。

洋室と廊下のフローリングがモザイク柄のやつだったんですけど、それをそのまま使いたくて。

でも、長い間に表面のコーティングが取れたり、しみがついてしまったり。

そこで、表面を電動のやすりで削って磨いて、汚れを落として、出た粉を綺麗にふき取って、その上に

キャラメル色のニスを塗ったら・・・

 

ほら。ぴかぴか。

 

つやも出て、元の木目やモザイク柄が綺麗に出ました。

 

簡単に説明すると、さくっと終わる話ですが、1つの部屋のたんすや物を移動させて、

電動やすりでやすりがけして、端っこは木片に紙やすりをまいて手作業です。

削った粉が舞うので、マスクとゴーグルをつけての作業を延々と・・・

削りが終わったら、次は粉をふき取る作業。

綺麗に拭きとったら、1日水分を飛ばします。

翌日、部屋の奥から出口に向かって、ハケすじをつけないように薄くニスを塗ります。

部屋を出るときは全面塗り終えている状態でないといけません。

 

戦いです。これは戦い。

 

作戦、戦略を練って、ハケとニスとの戦いですね。

途中、ハケからひょろっと毛が抜けて、ニスを塗った床に張り付くという変性攻撃を仕掛けてきます。

大丈夫、こんなことは計算済みさ。とばかりにさらりとかわさなければなりませんよ。

部屋全面を塗って出口から出た瞬間の達成感ときたら・・・ 感無量。

 

そんな工程を経てぴかぴかになった部屋で過ごす。 やった人でないとわからない感覚です。

この楽しさ、はまったらなかなか抜け出せなくなりますよ。

そんな Y はこの作業では飽き足らず、和室を洋室にしてみたり、壁を珪藻土塗りに変更してみたり・・・

(長くなりそうなので、その話はまた今度。)

 

そんな楽しさが経験できるのは、賃貸ではあまりないですね。

(今はカスタマイズ賃貸がはやっているようですが・・・)

 

やはり、中古住宅です。

もちろん、新築も捨てがたいですが、中古だからこそ、思い切ってやっちゃえるってところがあるのかもしれません。

中古住宅のポテンシャルの高さ、感じてみてはいかがでしょうか?

 

それでは 不動産事業部 Y でした。

 

ニス塗りの際、ポケットの携帯が邪魔だからとうっかり窓辺に置いてしまったしたら

GAME OVER

みなさま お気をつけくださいませね。

 

 

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