リフォームをするにはやはり、お金がかかるものです。
せっかくお金をかけてリフォームをしたのに自分のイメージ通りにならなかった、というのでは困りますよね。
だからこそ、リフォームをする際には自分のイメージを具体的に伝える必要があります。
今回はイメージを具体的に伝えるためのポイントを紹介したいと思います。
抽象的なイメージは、具体的なカタチに落としていく
「ここは、おしゃれなカンジにしたいんです」
「明るいキッチンがいいです」
というような抽象的な言葉だけでイメージを伝えようとすると、具体的に伝わることはありません。
なぜなら、自分が思う「おしゃれなカンジ」と、リフォーム会社の担当者が思う「おしゃれなカンジ」は違うからです。
好みは人それぞれですから、具体的にどのようなテイストがいいのか、どのようなデザインがいいのか、ということを伝えていくようにしましょう。
予算を気にせず、まずは好きなものを見つける
リフォーム雑誌やメーカーのカタログなどを見るとき、はじめは予算を気にせず好きなものを選ぶのがポイントです。
予算を気にしてしまうとどうしても妥協しながら選ぶことになり、自分の希望のものとはかけ離れたものになってしまう可能性があります。
予算を気にせずに好きな素材・好きなデザインを選ぶことによって、明確に自分のイメージを伝えることができます。
予算の都合でその通りにできなくても、リフォーム会社から「予算を抑えつつイメージに近いもの」を提案することもできますよ。
インテリア雑誌などをたくさん見る
頭の中でぼんやりとイメージしていても、頭の中のイメージをそのまま伝えることはできません。
そのために必要なのが写真です。
インテリア雑誌や、もしくはリフォーム会社のホームページに掲載されている施工例などを見て、自分のイメージに近いものを探していきましょう。
気になるページにはどんどん付箋を貼っていき、何回も見返しながらより好みに近いものをピックアップしていくことで、かなりイメージを伝えやすくなります。
写真だけでなく、プラスαの希望を伝える
写真を見せることによってより具体的にイメージを伝えることはできますが、それだけでは不十分です。
「まったくこれと一緒にしてください」と言えるような写真があればいいかもしれませんが、実際には「この雰囲気は好きだけど、もう少し落ち着いた色合いがいい」とか「色合いは好きだけど、もう少し全体的にコンパクトなイメージ」というように、微妙な差があるものです。
そのため、担当者にイメージを伝えるときにも写真を見せながら、自分が思う希望を言葉でも伝えましょう。
イメージを伝えるというのは案外難しい作業です。
イメージを固めておくことでリフォームがより効果的になりますから、ここは妥協せずに、じっくりと時間をかけて自分のイメージを伝える手段を検討しましょう。
No.126