サンルームの設置リフォームを成功させるために よくある失敗5例

169 サンルームの設置リフォームを成功させるために よくある失敗5例

リフォームの際に、サンルームを設置される方は多いです。
ガラス張りで太陽の光が差し込む空間を作り出せるサンルームは憧れを持っている人も多いのですが、いざサンルームを作ってみると、「失敗した」と感じる方も多いのです。

今回はサンルームの設置に際してよくある失敗を紹介しましょう。


雨の音がうるさい


サンルームの屋根は、使う素材によっては雨音が響きやすくなります。
サンルームから寝室が近いと、睡眠を妨げられるほどの騒音になることも。
厚みのある素材の方が雨音が響きにくくなるので、商品を選ぶ際に注目してみてください。


暑すぎる


サンルームは全面ガラス張りですので、当然日光はたっぷりと入ってきます。
しかし、それ故に夏は特に暑苦しく、冷房代が余計にかかってしまうということも。

お住いの地域や設置する向き・場所によっても温度の感じ方は変わりますが、基本的にはサンルームを設置すると暑くなりやすいのはたしかです。
ただ、カーテンレールを取り付けられるタイプもあり、それならば温度の上昇幅を最低限に抑えることができるでしょう。


物置になってしまった


くつろぐには暑すぎる、近所の目が気になる、洗濯機からの動線が悪く洗濯物も干さなくなった、という場合、徐々に物置化していくお宅もあります。
そして、サンルームはもともと冬などは結露が発生しやすく、置いていた物にカビが生えてしまうなど、問題も起こります。


掃除が面倒で汚くなった


サンルームには透明のアクリル板やガラスが使われていますから、当然、汚れは目立ちやすいです。
サンルームすべてを掃除するのは思っている以上に重労働だと感じる方が多く、いつのまにか滅多に掃除をしなくなってしまうこともあります。


動線が悪く誰も行かない


ライフスタイルや間取りに合わせた商品選びも大切です。
サンルームへの動線が悪いと本来の使用用途が果たせなくなってしまうこともあります。


くつろぐことも、洗濯物を干すこともなくなり、かと言って物置にするとカビや日焼けが心配……そうなると、サンルームには誰も寄りつかなくなり、無駄となってしまうこともあります。
「これなら、庭を広くしておいた方が良かった」と感じるかもしれません。

このような後悔をしないためには、サンルームを設置する前に、慎重に検討することが大切です。
当然、サンルームにはメリットも多いですし、失敗してしまうのは、事前の情報収集や検討が足りなかったケースでもあります。

たとえば、使用用途を考えること。
なんとなくの憧れだけでサンルームを付けるのではなく、「庭で遊んでいる子供をサンルームから眺めたり、夜には夫婦で晩酌を楽しめる空間にしたい」とか、「共働きだから雨の日でも洗濯物が干せるスペースが欲しい」など、主となる使用用途を絞り込むことで、商品選びがスムーズになります。

サンルームにも、すべて折れ戸が付いていて開放できるものもあれば一部だけ開放できるものもありますし、元からオープンになっているもの(テラスタイプ)などもあります。
使用用途や間取り、ライフスタイルを考えた上で、ぴったりな商品を選べばサンルームのリフォームで失敗する確率を減らすことができるでしょう。

(参考:リフォーム成功の法則
(関連コラム:ペットと一緒に暮らすために リフォームでできること
(関連コラム:コンクリート&アスファルトの駐車場・サンルームリフォームについて

No.169

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