床材をカーペットにする事のメリットとは?カーペットの良さを再認識

058 床材をカーペットにする事のメリットとは?カーペットの良さを再認識

リフォームの際に床材の見直しを検討される方も多くいらっしゃいます。
現在の住宅では圧倒的にフローリングが多く採用されていますが、最近はカーペットの良さも見直されつつあり、「カーペットにしたらどうなるんだろう?」と疑問に思われてる方も多いのではないでしょうか?

カーペット敷きの床は、

・ダニの温床になりそう
・ホコリが舞い上がりそう
・ジュースをこぼしたりしたら掃除が大変
・髪の毛やホコリが奥に入り込んで掃除が大変

など、デメリットが多いイメージがありますが、実際にはそんなことはありません。
床材をカーペットにすることで、メリットもたくさんあるんですよ。


防ダニのカーペットもある


防ダニ性能を持つカーペットであれば、ダニの発生を最小限に抑えられます。
そもそも、ダニはフローリングにも生息しており、掃除をせずに放っておけばカーペットでもフローリングでもダニは大量に発生してしまいます。


ホコリを吸着する


カーペットはホコリを吸着する働きがあるため、一度カーペットに落ちたホコリが再び空気中に舞い上がることはほとんどありません。
一方、フローリングの場合は一度床に落ちたホコリも、人が歩いたり空調の風を受ければ再び舞い上がります。
空気中のホコリの量で比較すれば、むしろカーペットの方が衛生的だと言っても過言ではありません。


防汚加工のカーペットもある


防汚加工されたカーペットであれば、水分がこぼれたとしても弾いてくれるので、すぐに拭き取ればカーペットに染み込むことはありません。


日々のお手入れは掃除機のみでOK


カーペットと言ってもさまざまな種類がありますが、毛足の短いカーペットであれば汚れがカーペットの毛に絡みついて取れないということはありませんし、吸引力の高い掃除機であればきちんときれいになります。


滑りにくい


フローリングは滑りやすく、小さいお子さんや高齢者、そしてペットにとっては負担が大きいものです。
カーペットは滑りにくい材質のため、安全性が高いと言うこともできます。


防音性が高くなる


子供が走る音や楽器の音、モノを落としてしまったときの音など、音を遮断してくれる働きがあるのはフローリングではなくカーペットです。


暖かい


フローリングの床は、床暖房が無い限り冬にはひんやりと冷たくなってしまいますよね。
カーペットは断熱性・保温性に優れており、冬は暖かく過ごせます。
一方、夏でもナイロン製などのカーペットを選べば暑苦しくなりません。


デザインが豊富


フローリングや畳に比べてウール、ナイロンなどさまざまな素材から選ぶことができますし、デザインも豊富です。

このように、カーペットには実はたくさんのメリットがあります。
パネルカーペットなら部分的にカーペットにしたり、汚れた部分だけ取り換えるということもできますから、比較的カンタンにチャレンジできるのではないでしょうか。

知らなかったカーペットの良さを再認識すれば、カーペットへのリフォームが目的に合っている場合も意外に多いかもしれません。

(参考:カーペットのリフォーム
(関連コラム:カーペットのメリットを見直そう

No.058

Pocket