キッチンの新調を考え始めたら、まずはショールームを見学することをおすすめします。
日々進化をとげている水まわり商品は、きっと思っている以上に進化しているはず。
不便だと思っていたことをあっさり解決してくれるものがあるかもしれません。
キッチンショールームを見学する際のポイントについて、5つまとめてみました。
1.最新製品の性能を見る
バスやトイレ、キッチンといった水まわり製品は日々進化しています。
水まわり製品の買い替えスパンは約10年。
当時は最新モデルを買ったとしても、素材も機能性も大幅によくなっているはずです。
「こんなものがあったらいいなと思っていたものが、しっかり製品化されていて驚いた」という声をよく聞きます。
たとえば、いちいち手を使わなくても水が出る水栓や、排水が渦になって自然に掃除してくれる機能がある製品もあります。
2.使いやすさをチェックする
ショールームでは実際の製品を見て自分の導線をチェックすることができます。
キッチンの場合、特にチェックしてほしいのがワークトップやコンロの高さです。
一般に身長÷2+5cm前後が体に負担が少ない高さと言われています。
そうでなくても立ち仕事で腰に負担がかかりやすいので、高さはとても大事なチェックポイントです。
高さに関しては、収納の高さも重要です。
鍋やフライパンなどよく使うものがすぐ手の届くところに収まるか確認しましょう。
注意点としては、靴を履いていることを計算に入れて確認しておくことです。
3.掃除のしやすさをチェックする
水回りは必ず汚れます。
特にキッチンは油汚れもあり、掃除が必ず必要になる場所です。
日々使うところはやはり手入れしやすいのが一番。
フッ素加工やステンレス、人工大理石など、素材ごとの特徴やお手入れ方法を聞いておけば安心です。
最近では、汚れがつきにくい形状や簡単にお掃除できるレンジフードなども発売されています。
4.カラーバリエーションを楽しむ
キッチンに使える色は限られていると思い込んでいませんか?
実は、キッチンのカラーバリエーションはとても豊富です。
「え、こんな色もあるの?」と驚くくらい多くの色見本を実際に見ることができるのもショールームならでは。
まるで絵の具パレットのようなカラー見本は、見ているだけでワクワクします。
5.案内スタッフに何でも質問しよう
ショールームでは商品のプロが案内をしてくれます。
疑問に思ったことはどんどん質問しましょう。
自宅キッチンの悩みも相談に乗ってくれる強い味方です。
カタログを見てあれこれ悩む前に、まずはショールームで実物を見てみましょう。
実際の商品を見ることによって気づくことがたくさんあります。
数は少ないですが、メーカーが運営しているキッチン専門ショールームもあります。
また、チェックしたものは定価ではありますが、見積もりをしてもらえるのでおよその金額もわかります。
たくさんのパターンを見て、本当に自分に合ったキッチンを探してみてはいかがでしょうか。
(参考:キッチンのリフォーム)
(関連コラム:ショールームに行く前に準備しておきたい3つのポイント)
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