カーテンでつくる欧米風インテリア
欧米の雑誌や映画に出てくるようなインテリアにあこがれる人は少なくないと思いますが、欧米とは部屋の広さと天井の高さが大きく異なる日本の住宅で、輸入ものの家具を揃えたりするのはむずかしいものです。
とはいえ、現状のスペースのまま大がかりなリフォーム工事をせずに、欧米風のインテリアを取り入れる方法があります。
その方法とは、窓まわりのカーテンのアレンジです。
今回は、おしゃれな街神戸で、プチリフォーム感覚で部屋のイメージを大きく変えることができる、窓まわりの工夫についてご紹介します。
カーテンレールからこだわる
どこのお宅でもカーテンを使っているなら、カーテンレールが設置されているはず。
このカーテンレールには、機能性レールと装飾レールの2種類あるのをご存知ですか?
機能性レールは金属製などのシンプルなもの。
これに対し、装飾レールはウッド調やアンティーク調など、さまざまなインテリアのテイストに合わせたタイプがあり、カーテンランナーもコーディネートされています。
現在設置されているのが機能性レールなら、カーテンを新調するときに装飾レールに変えてみてはいかがでしょう?
例えば、カントリーやナチュラルテイストの部屋にしたいならウッド調レール、エレガントな部屋にはクリスタルやゴールドをあしらったレールが合います。
カーテンの柄やテクスチャーとともにレールまでトータルにコーディネートされていると、ぐっとスタイリッシュな雰囲気になります。
また、カーテンレールは天井に近い高い位置に設置し、カーテンもそれに合わせた長さにすると天井を高く見せることができます。
カーテンバランスって、なに?
神戸エリアの住宅ではあまり一般的ではありませんが、欧米のインテリアでよく見られるものにカーテンバランスがあります。
カーテンバランスとは、レールを隠すようにカーテン上部に取り付ける上飾りのことです。
通常はカーテンと共生地で作り、レールにマジックテープで取り付けます。
ギャザーや箱ヒダ状にしたトラッドスタイルや、ドレープを活かしたエレガントなスタイルがありますが、アイデア次第でさまざまなアレンジができます。
ローマンシェードという選択肢も
小さな窓やスリット窓をおしゃれに見せるのに、ローマンシェードはいかかでしょうか?
ローマンシェードはシェードカーテンとも呼ばれ、カーテン生地に昇降装置を取り付け、布を折り畳むようにして開け閉めします。
日本では、フラットと呼ばれるシンプルなスタイルが多いですが、厚手生地とレースやオーガンジーを組み合わせたダブルシェードにしたり、共生地または別生地のカーテンバランスをプラスすることも可能です。
生地の柄や組み合わせでいろんな表情を演出できるので、海外のインテリア雑誌などを参考に生地選びをしたいですね。
(参考:カーテン・インテリア)
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No.212