引越しをしたときや家を新築するときには近隣への挨拶をしますが、リフォームをするときにはどうするべきなのでしょうか?
リフォームの内容にもよりますが、工事で大きな音が出ることも多く、近所の方にはリフォームする旨を伝えておいた方が良いケースの方が一般的です。
リフォームの挨拶は行くべき
リフォーム業者の方でも、近隣の方への挨拶はおこないます。
「業者が行ってくれるから楽でいい」と思って挨拶に行かない方もいらっしゃるのですが、たとえリフォーム業者が挨拶に行くとしても、やはりご自身でも挨拶に行かれることをおすすめします。
住人の方が直接挨拶に行くことによって近隣住民の方にとっても印象が良くなります。
リフォーム業者だけが挨拶に行った場合、業者なので訪問販売などと間違えられて対応してもらえない、ということもあります。
事前に住人の方が挨拶に行き、「業者の方からも挨拶があるので、何かあれば伝えてくださいね」と言っておくことにより、後から業者が挨拶に行った時にも工事に関する質問などをしやすくなるというメリットもあります。
挨拶周りをする範囲
近隣への挨拶と言っても、どこまで挨拶に行けばいいのか迷いますよね。
一戸建ての場合は、両隣、向かい側3軒、裏側1軒の合計6軒が基本です。
集合住宅の場合は、両隣、上3軒、下3軒の合計7軒が基本になります。
ただ、集合住宅でも戸数の少ない(10軒以下)物件の場合は、全戸に挨拶に行かれた方がいいでしょう。
また、基本は前述のとおりですが、住宅地の配置などによって迷惑がかかりそうな範囲が異なる場合もありますので、ご自身の判断で挨拶に行く範囲を増やしてもいいかと思います。
「粗品」は用意すべき
引越しの挨拶などと同じように、日用品や菓子折りなどの品物を用意する方がいいでしょう。
数日で終わるようなリフォームであれば1つ500円程度の予算でもいいでしょうが、数週間以上のリフォームになる場合は1つ1,000円以上で用意される方が多いようです。
また、両隣など、特に迷惑がかかりそうなお宅へはワンランク上のものを用意された方がいいでしょう。
品物の内容としては洗剤やティッシュなどの日用品の詰め合わせや、菓子折りが人気です。
食べ物にする場合は好みの問題もありますので、日持ちするものを選び、来客時に出せたり人に譲ったりできるものを選んだ方が好印象です。
リフォーム時の挨拶は、
・業者よりも先に行く
・迷惑がかかる範囲を考えて行き先を決める
・1つ1,000円程度の粗品を用意する
というのが基本です。
騒音問題などでトラブルになっては困りますから、あらかじめきちんと挨拶しておくようにしましょう。
(参考:リフォーム無料相談)
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