使いやすい収納の基本寸法を知っておこう
使うモノは使う場所にしまうのが収納の基本です。
とりあえず、大きな収納を作って何でもつっこんでしまえば、いったんは片付くかもしれませんが、収納としては使いやすいとはいえません。
つまり、しまうモノによって、収納の使いやすさは違ってくるのです。
そこで、しまうモノに合った使いやすい収納を作るために、大きなポイントになるのが「寸法」。
特に、奥行きの寸法が重要になります。
寝具や衣類、電化製品、小物類などに合わせた使いやすい収納の寸法を考えてみましょう。
寝具には80cm
布団や毛布などの寝具をしまう押し入れの奥行きは、80cm前後となっているものがほとんど。
これが布団を収納するのにちょうどいいサイズなのですが、少し大きめの衣装ケースにも向いています。
あまり出し入れしない季節ものの衣類などをケースに入れて収納するのも良いでしょう。
また、この奥行きサイズ以下だと布団は入りきらず、これよりも奥行きが深くなると出し入れがかえって不便です。
衣類のハンガー収納には60cm必要
クロゼットなどハンガーレールをつけて洋服を収納するには、奥行き60cmが目安になります。
この奥行きサイズにおさまるモノは意外と多く、ファンヒーターや扇風機などの季節家電、ビジネスバッグやスーツケースなど大きめのバッグ類などもしまえます。
この奥行きでクロゼットを作るなら、上部にだけハンガーレールをつけておけば丈の長い衣類をしまうことができ、少し大きめの家電などをしまうのにも便利です。
(参考:クローゼット・扉のリフォーム)
(関連コラム:収納リフォームの種類と方法 メリット・デメリットについて)
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