やっと神戸の街にも本格的な雨が降り始めました。
台風の影響もあるのでしょうが、先週あたりから雨や曇りの日が続いています。
恵みの雨なのですが、最近はゲリラ豪雨等の局地的な大雨が観測され甚大な被害を
及ぼすこともよく耳にします。
今回はマンションの暴風雨対策についてお話しします。
鉄筋コンクリート造等のマンションは、木造の一軒家に比べると災害に強い建物と
いえますが、ビル風や浸水等の注意を怠ってはいけません。
中高層マンションの周辺では、ビル風と呼ばれる強風や突風が発生しやすい
環境にあることが多く、時には外を歩けない程の強風が吹くことも予想されます。
また、強風によって頭上から思わぬ飛来物が飛んでくる可能性もありますので
台風時などは暴風域を抜けるまでは外出は控えるようにしましょう。
半地下のお部屋や1階部分では浸水被害も予想されますし、2階以上のお部屋でも
地下駐車場等の浸水によってお車等が破損することも考えられます。
対策としましては、ベランダやバルコニーにある飛来しそうな植木鉢や物干しを
住居内に取り込み、ガラス破損防止フィルムなどで補強しておくのも良いでしょう。
ベランダやバルコニーの排水溝は落ち葉等のゴミが溜まらないように清掃し
水捌けをよくしておくことも大切です。
地下駐車場等については、排水設備の定期点検や清掃を心掛けるようにしましょう。