不動産事業部の佐野です。
明舞団地リノベーション工事の進捗状況です。
昨日は、設備屋さんが一人で作業なさっていました。
工事工程も最終段階になっています。
前回はお伝えした時から二週間程経過していますが
壁紙がキレイに貼られ、より物件らしくなっています
壁紙メーカーの、お抱え職人とあって、とてもキレイな仕上がりになっています。
職人さんは、技を売るお仕事です。
腕の良い職人さんの仕事を拝見すると、深いなあ。
と感じます。
この凹凸の無い壁に仕上げるのも何年の経験が必要なのでしょうか。
今回の現場はリノベーションですので、石膏ボードも全て新調していますが、中古物件の下地は傷んだ物が多く凹凸のある下地をパテで綺麗にならして、時にはリペアプレートと言われる材料を下地に使用して施工します。
リフォーム技術も年々進化して、技術はグングン上がっています。
アメリカでは、壁の補修はペンキが支流ですが、日本では紙を貼替ます。どちらが合理的なのかは分かりませんが、壁をキレイにする工事も一通りではありませんね。
だから、お客さんにも一辺倒のご提案ではいけないのかもしれません。
出来る事をお伝えした上で、その施工の特徴や費用面も含めて選んで頂けるご提案を心がけなくてはなりません。
真っ白に見える壁紙も実は、真っ白ではなく少しベージュと言うか色が乗っています。
本当に真っ白な壁紙を貼ると目がチカチカする位だそうです。素人目には、白にしか見えません。
明舞団地の壁紙は、写真では全て同じ白の壁紙に見えていますが、リビングの広い壁面だけ、2枚目の写真のレンガ柄の壁紙を貼っています。
同色の壁紙でも、一面だけ違うだけでも充分に印象が変わるものなのです。是非、リフォームの参考にしてほしいですね。
クローゼット内部の壁紙もぬかりなく、キレイです。
床は養生していますが、全体の雰囲気はこんな感じ。
実に良い仕事です!
以前は、浴槽も入っていませんでしたが、キレイに収まっていました。
明舞団地くらいの年代に建築された団地は貫通式給湯器
(外壁に飛び出しているタイプ)の物がほとんどで、ユニットバスの多くは施工出来ません。
ですが、壁面にパネルを施工することにより、置き型バスでもユニット風に見えますね。
床面はアンカラが使用され、側面には、防水コーキングが施されています。
浴室には窓もあり、明るいですね。
トイレも設置されました。水回りの取り合いはほとんど変化はありません。
浴室にしても、RCの躯体で囲われ浴室を広くする工事は出来ませんでした。
古いマンションや団地をリフォーム・リノベーションする際、出来る限り室内の段差を解消しようとしますが、多くは縦の配管や配管までの勾配の関係で阻まれてしまいます。
段差の解消には、既存の構造の問題が大きく関わってきます。
どんな物件でも、予想は出来ても実際に開いてみないと分からいと言うのが本音です。
今月末には完成します。
期待して下さいね。RESTAは神戸・明石でリノベーション工事をしています。
一つ一つの物件を丁寧に確実に!
こんな考えで不動産を探しながらリノベーションを考えていきましょう。
不動産のこと、リノベーションのこと沢山お伝えして行きたいです。ではまた明日も宜しくお願いします!
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