こんにちは。工事部の三瀬です。
今日ご紹介するのは、ドアのリフォームです。
こちらトイレのドアなのですが、ドアの開き勝手が不便なため開閉しやすくされたいとの事で、ご依頼を受けました。
確かに、スイッチを付けて、ドアが手前に開いてくるので一歩下がらないといけないですね・・・
「ドアは利用したい」とおっしゃってました、それはそうですよね!
トイレなので、ドアは必要ですね! なんちゃって・・・
でも本当にドアはまだきれいですしもったいないからここはドア本体の再利用前提で段取りしました。
まず、開き勝手が逆のドア枠セットを新しく注文しました。
幸いメーカーに枠の在庫がありました!既製品サイズで良かった~
丁番とラッチ受けも含まれたセットにしました。これを忘れると大変
ラッチとは、 扉・門などのかけがね、留めがねのことです。
ラッチ受けとは、枠に取り付ける、ラッチを受けるプレートのことです。
使えるものは既存の物を使いましょうと提案して、レバーハンドルは既設のものを流用しました。
作業は以下の通りです。
1.枠を撤去 (枠を取る際に両面のクロスの貼替が必要になってしまう事が多いです)
2.開き勝手が逆の枠セット&丁番を取付 (もちろんドアと寸法が合うもの)
3.ドアを逆向けにして枠に設置、ラッチの方向を反対に(ドアを左右逆にすると、レバーハンドルの穴もそのまま使えます)
4.戸当たりを移設(前の戸当たりを外した所のビス穴は補修しました)
5.クロスをきりの良いところまで貼り替え
いかがでしょうか。
トイレの入り口部分が開放的になり、トイレへの出入りもしやすくなったと思います。
今回のようなリフォームは、メーカーの商品や部品が手に入るものであれば可能で、無理であればこちらで製作します。
ドアの開き勝手ですが、右利きだと右開きでないと絶対使いにくいだろうと取り付ける際は思うんですが、右利きの人でも左開きが使っているうちに慣れてくるものなんです。
利き手を優先するよりも、間取りを考えて使い勝手を優先する方が、生活しやすい場合もありますよ。
今使っているご自宅の扉が右開きか左開きか、考えてみて下さい。
一つの扉に対して、入るときは左、出るときは右、と左右の使い分けをすることになるので、利き手よりも生活導線をスムーズにすることを優先する方が良いのかもしれませんね。