不動産事業部の佐野です。
4月も気付けば3週目、暖かかったせいもあり桜の見頃も
早く去り、沿道にはツツジが咲き始めています。
今回のブログは、クロスを貼る前の下地処理についてです。
今まで事例を集めてきましたので、一つ一つ紹介していきますね。
修復した箇所と元の下地の凸凹を埋めてくれるのはパテです
早く乾くパテもあれば、ゆっくりと乾くものもあり、現場の仕事によって職人さんは使い分けています。
少量の場合は、タッパーで作ります。
壁の下地が悪い箇所が多い場合や、新しい壁を造作した場合は、大量にパテを使用しますので下の写真のように・・。
袋から出して
専用の機械で水の量を調整して
いい感じのペースト状に仕上げます。
パテの説明もほどほどに。
1.コンセントプレートが付いていた場所をクロスを貼り替えるにあたり、塞いでしまう方法です。
コンセントの中身は、配線を絶縁処理して壁の下地と同じ
石膏ボードで大工さんが同じ寸法でカットします。
下地の中に木を組んで修復した箇所が動かない様にビスで固定します。
2.古い家で下地のボードが動いてしまって隙間ができてしまっている場合や、新築工事時で造作の仕事が悪い場合はこんな事に。。
そんな時は
メッシュテープを使用します。
(平面のボードとボードの継手の役割を果たします)
3.次は、下地が角が出にくくクロスがピンと貼りにくい箇所や、角の隙間を埋める便利なアイテムです。
使用箇所 1
結構広い隙間です。職人さん泣かせですね。
使用箇所 2
新壁のコーナーです。
その名は、コーナーテープ。
テープって職人さんは言うけれど、プラスチック製の結構分厚いしっかりとした製品です。
断面はこんな感じです。破材を撮影してみました。
施工例です。
パテ処理する前は、コーナーに沿わせて貼るだけです。
その後、パテで処理して、下地と一体化させます。
見えにくいですが、コーナーテープです。
良い角が出ました!何か嬉しいです。
4.大きな穴を簡単に塞いでしまうアイテムの登場です。
コンセントの位置を途中で変更になった現場。
そこで、メッシュプレート。
金属製のプレートの上に、メッシュの粘着シートを上から
貼り重ねます。
施工は、同じくパテ処理。パテは万能です!
クロス工事で、一番大切なことは、下地処理です!
下地がしっかりしていれば、クロスの仕上がりは確かなものになります。
既存クロスの下地の状態はめくってみないと分かりません。
いかがでしたでしょうか?
4つの施工例を基に、クロス工事の前の下地処理をご紹介しました。
見えない下地のこと、なかな深いと思いませんか。
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