戸建住宅の収益

先日、以前からお付き合いのあるオーナー様との会話でのお話ですが・・・

最近、中古戸建をリメイクして賃貸にだす、いわゆる戸建収益の

お話しをしていたのですが・・・

私達の業界で収益と言えば、通常はマンションや事務所のような

コンクリートや鉄骨系の建物を購入し収益を上げる建物を想像するのですが、

確かに最近は戸建収益を目にするようになったように思います。

自己の所有地に新築住宅を建築し賃貸した場合は収益としての

利回りはあまり良くないように思いますが、中古住宅で試算すると

意外と高利回りが期待出来るようです。

基本的に築後20年を経過した建物は、不動産の査定上ではその価値を

ゼロとみなす事が多いのですが、よく考えてみれば、通常は物件に

売主様が居住した状態で売却依頼をしますので、住めるイコール

ゼロとは判断し難いので、賃貸で貸せる?とも考えられます。

確かに手を加える部分も必要かと思いますが、最低限の補修で

貸せるとなればどうでしょうか?

土地面積20坪、築25年、4LDKの中古住宅があったとしましょう。

土地価格の相場を30万円/坪と考えれば、総額で600万円となります。

諸費用として約50万円、クロス張替え等の工事代金を50万円とすると

総額700万円が大体の原価となります。

その建物を賃料7万円で貸すと12%、8万円で貸すと13.7%となります。

戸建ですから、マンションと比べると固定資産税は若干高めとなるでしょうが

管理費や修繕積立金は必要ありませんし、今回の建物に費やした費用は

50万円ですので、回収するのに1年も掛かりませんし、入居者が退去後には

購入時の土地値で売却すれば投資資金は回収出来る訳です。

マンションの場合は、ある一定金額までは下がり続け、底値となるまで

長期間を要しますし、基本的に底値で購入しない限りは下がる訳です。

しかし、今回のケースでは元々建物の価格はゼロで購入していますので、

土地値以下には下がりませんでしょうし、将来的には売却、建て替えと

選択肢も広がる訳です。

不動産も色々な視点から考えると、一般に売却されている物件でも、

加工の仕方次第では、化ける可能性もあるでしょうし、長期間売れ残っている

物件でも見方を変えると格安物件に見えることも・・・

 

戸建住宅購入の際の注意点ですが、収益として考えるのであれば

キッチンや浴室等の水回りがきちんとメンテナンスされているか

ご注意下さい。

浴室やキッチン等は交換の際には50万円~100万円単位の費用が

最低でも必要となりますので・・・

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