不動産事業部の佐野です。
RESTAの不動産事業部でお探しさせて頂く物件の種類で言えば圧倒的に中古物件が多数を占めています。
1位.中古マンション
2位.中古一戸建
3位.新築一戸建
では、どんな順番で購入まで進んで行くのがBESTなのか考えて行きましょう。
中古物件では、リフォーム済の物件を除いて全ての物件と言って良いほどリフォームが必要になります。
また、初めから大がかりなリノベーションをご検討されている方に関しては、㎡数に応じて大よそのリノベーション費用を把握していく事が重要になります。
予算を決める
どんな商品を購入するにも、まず自分がどれ位の予算で商品を購入するのか決定しなくては次のステップに進むことができませんね。
不動産は他の商品に比べて高額になるため、購入される方の8割以上のお客様が、住宅ローンで不動産を購入します。
月々返済は?
住宅ローンを借入れる方の年収に応じて住宅ローンの年間返済額の基準が設けられています。
また、最長35年返済が可能ですが、借入される方の年齢や購入する物件の築年数によっても返済年数に制限が設けられます。
金融機関によって、多少の違いが有るものの一例でご説明します。
年齢;35歳 税込年収500万円 他借入なし。
返済比率は、年収の35%~40%以内
※返済比率とは、1年間に支払う返済総額です。
年間:200万円→月額約16.6万円
計算上可能ですが、払えないですよね(笑)
これを、銀行で変動金利を選ぶ場合は4%で計算します。固定金利の場合は、返済期間の時点金利で計算されます。
計算上は、35年返420回払いで計算上3700万円借入可能です。この場合、月額返済は約16.3万円になります。
でも、実際は総額3700万円の枠が有るだけで
この範囲で物件本体価格も諸経費もリフォーム費用も借入可能な訳では無いのです。
ややこしいですですが
物件価格+諸経費 or 物件価格+リフォーム
費用となります。
自分が月々いくら返済していくのか
現在の住まいが賃貸住宅の場合、家賃が発生していますよね。漠然とした考えでどれ位だったら、無理なく返済出来るのか考えてみて下さい。
そこから逆算してみるのが一番シンプルかもしれません。月8万円位迄で!と考えているなら
・変動金利0.785%で約3,000万円
・固定金利1.4%で2,700万円 など。
※計算例は、返済35年420回払い。
銀行は物件の担保を見る
計算上、返済比率内なのに全額借入出来ない場合があります。それは・・・。何で?と
銀行は物件の担保評価を見ています。500万円の物件に対して1,000万円のリノベーションをする場合に全額借入不可能で減額される場合もあるのです。
リノベーションの様な大がかりな工事になれば自己資金も用意している方がベターです。
諸経費は物件価格の1割を目安に
不動産を購入する際の諸経費には
・仲介手数料
・登記費用
・火災保険
・印紙代
・登録免許税
・取得税(物件による)
・ローン保証料
・ローン事務手数料
等が必要です。全部合わせて大よそ1割見ていれば間違いありません。
1,000万円の場合100万円
2,000万円の場合200万円 目安です。
RESTAでは具体的にこんな不動産が欲しい!と言うご相談はモチロンですが、住宅ローンの話や何年先にローン残代金がいくら残っているのか。上手なローンの返済の仕方など事前にご相談頂けます。
リフォーム・リノベーションの予算のことも同時にお話させて頂ければ、先に一番大切な予算取りのイメージが掴めますよ!
お気軽にご連絡下さいね。
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