時代の移り変わりとともにキッチンやダイニングも変わっていきます。
昔はキッチンと言えば女性の場という印象が強かったかと思いますが、最近では共働きの比率がかなり高まり、少しずつではありますが、男性が家事・育児を行うことが増えてきています。
このように家庭の事情が変われば、キッチンの事情も変わってきますが、定番のレイアウトは大きくかわりません。
多くの家庭のキッチンのレイアウトは大きく5つに分けられます。
I列型
壁と向かい合うレイアウトです。
スペースに合わせてサイズを選び、設置が可能です。
平行型
コンロとシンクが分かれているレイアウトです。
複数人でも同時に使いやすく、作業効率も良いため、週末に家族で料理を楽しむなど、生活スタイルの中心にキッチンを置くにはふさわしいレイアウトです。
ただ、動線などを考えると設置には広さが必要です。
L型
壁のコーナーを有効利用したレイアウトです。
コーナー部のデッドスペースも収納として上手に活用できるものも発売されています。
対面が部分と、作業部分をコーナーで連結されることで、見せる部分と隠す部分をうまく両立できるレイアウトです。
U型
L型をさらに強化したレイアウトです。
少ない動きで、同時にいろいろな作業ができるため料理にこだわりのある方や、大家族などにとっては頼もしいレイアウトです。
たっぷり収納も設けられるため一人でキッチンに立つ場合は非常に効率的です。
アイランド型
最近リノベーションなどで、特に人気なのはこの形です。
キッチンとダイニングテーブルを連結させ食事と家事を一体化することで、家族の時間を有意義に使いたいという思いが人気の理由でしょう。
このように様々なレイアウトがある中で、キッチンは、裏方で料理をつくる場所ではなく、夫婦や家族のコミュニケーションやインテリアの一部であり、来客時のもてなしの場の一つと考えられる時代へと変わってきていると言えるでしょう。
(参考:イメージにあった事例を探そう!RESTA施工例)
(参考:リフォーム費用は価格表でチェック!)
(参考:キッチン設備・仕様について)
No.115