不動産事業部の佐野です。
須磨区白川台のコージースクエア白川台で漏水復旧工事を行いました。
初めての漏水復旧工事でしたが、大変な工事です。
築25年以内のマンションですが、近年漏水が多発しているようです。
まず、漏水の元を断つことから
今回は洗面室の床下にて給湯管(銅管)のピンホール漏水でした。
工事内容の中で銅管をい全て被覆架橋ポリエチレン管(エクシードパイプ)に取り替えすることになりました。
また、要所に点検口を設け、後の不具合に対応できる様にリフォームしました。
エクシードパイプの特徴
◆耐熱性・耐圧性に優れている。
◆被覆の表皮(ポリエチレンフィルム)が強いので工事の際、表皮に傷がつきにくい。
◆被覆と管との隙間が狭いので、保温性に優れている。
◆被覆の保温層がカットしやすいので工事がスムーズ素早い工事が行える。
キッチンも水没して今回交換となりました。
銅管の破損は、小さなものでしたが被害は広範囲に渡り、廊下、トイレ、洋室、リビング、フローリング
にまで及んでいました。活かせる物は、既存で残しながらの工事です。
解体作業も手探りで行いました。全て解体するよりも時間を要します。
スケジュールも初めてのことで不安でしたが、一様に調査しながら行います。
石膏ボードはアウト・間柱までアウトの箇所も
ボヤッと青緑に写っているのが、「カビ」です。
この部分は洗面室近くの廊下の壁内部。時間の経過と共にカビが発生していました。
もちろん、石膏ボード9mmも水を含んで膨張しています。腰下は全てアウトです。両面になると上から
ボードを張替えるのですが、構造上天井に乗っている場合もあるので、注意が必要です。
残せる箇所は温存しました。ただ、手間はこちらの方がかかってしまいます。タッカーの針抜きボードの残りを綺麗に取り除きます。
垂直に上がる銅管は置き去りに
マンションにはパイプスペースがありますが、上下の縦管が配置されているものだと思っていましたが
違いました!
一旦、天井を這ってから、洋室へ抜け外の給湯器へ抜けていました。そのため、引き直しは行えましたが既存の銅管は除去出来ず、置き去りになっています。
尚、天井のふところは非常に狭く約50mm。設備屋さんも引き直しには非常に苦労されていました。
この作業では、予想外のタイムロスになりました。
限られた日程で素早く判断するが肝。
最近、自分が不動産屋であることを忘れるくらいリフォーム工事のことを考えています(笑)
リフォーム業は不動産取引とは違う所で、更に気を配らないと成り立たない仕事のように思えます。
目に見える箇所、目に見えない箇所がありますが細かい指示を現場で行わなければ、思うようになりません。
工程も管理して、職人さんの出入りもなるべく、同時に作業しないように心がけています。
異う作業を同日に入れてしまうと、作業効率も低下し、仕上がりも悪くなることが有るからです。
リフォーム・・リノベーションを行うことによって、不動産を見る目も変わりました。
既存中古物件でも品質も確認してしまいます。
立場が変われば視点も変わるんですね。この経験は必ずこれからも不動産を取引する上でお客さんのお役に
立てると信じています。
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