神戸市須磨区の概要
【須磨区のすがたと由来】
須磨という地名は、六甲山系の西端、鉢伏山・鉄枴山が海に迫る平地のすみで、畿内の西すみに位置するため「すみ」がなまって「すま」になったといわれています。
須磨は、南部の古くからある市街地と北部の大規模なニュータウンとで構成された閑静な住宅地というのがその姿ですが、南部には「源平一の谷合戦」などの舞台になったことから、たくさんの史跡なども点在しています。
また、神戸市須磨区には白砂青松の須磨海岸と須磨海浜公園、須磨浦公園、武庫離宮跡として知られる須磨離宮公園、日本最大級の広さを誇る「ほっともっとフィールド神戸」や「ユニバー記念競技場」などがある神戸総合運動公園、奥須磨公園、須磨寺公園など美しい公園が数多くあり、広く市民の皆さまに親しまれています。
【須磨区のおいたち】
神戸市須磨区は、昔、八部郡須磨村と呼ばれ、妙法寺・多井畑・車・白川・東須磨・西須磨・大手・板宿・西代・池田の10か村を含む大きな村落でした。明治29年に武庫郡に編入され、明治45年に須磨町となった後、大正9年4月に神戸市に編入され、昭和6年9月に区制が敷かれて須磨区になりました。 昭和52年6月には名谷団地を垂水区から編入し、須磨区役所北須磨支所(福祉事務所、保健所の支所も併設)を開設しました。
昭和60年2月には、神戸総合運動公園、神戸流通業務団地を垂水区、西区から編入しました。
【須磨区の人口】
平成22年4月現在
神戸市須磨区の花・木
【神戸市須磨区の花「コスモス」】
「美しく親しみやすい、育てやすい」ことと、総合運動公園に「コスモスの丘」があるという理由で、1981年(昭和61年)にコスモスが須磨区の花に選ばれました。区の花が「コスモス」なのは、須磨区のほかに札幌市南区、川崎市宮前区、横浜市磯子区、名古屋市北区、大阪市都島区、城東区です。「コスモス」の持つ明るく清楚なイメージや美しく調和のとれた花姿が人気の秘密のようです。
神戸市須磨区の花 コスモスの豆知識
【花言葉】
乙女の心、美麗、調和
ギリシャ語で「美しい」という言葉が語源となっています。その姿から「乙女の真心」、「宇宙」という意味もあるので「調和」、雨風にも負けず花を咲かせることから「野生美」という花言葉が生まれました。
【コスモスについて】
キク科 一年草
原産地 メキシコ
草丈 50センチ~2メートル前後
花色 白・ピンク・赤・オレンジ・クリーム色・複色
「コスモス」=ギリシア語で秩序、調和、宇宙の意味。また、「飾り」「装飾」「美しさ」という意味もある。漢字では「秋桜」があてられる。
【神戸市須磨区の木「松」】
須磨区は、中期計画の重点テーマのひとつに「花と緑に囲まれた美しいまち」を掲げ、取り組みを進めています。
その一環として、須磨区にふさわしい「区の木」を松に決定したことをお知らせしていましたが、このたび、「区の木・松」のロゴマークが決定しました。
今後はこのロゴマークを積極的に広報し、「区の花・コスモス」とともに「区の木・松」を須磨のシンボルとして、美しいまちづくりに生かしていきます。
須磨区区民まちづくり会議において、数点の候補の中から最も推薦が多かった以下のデザインをロゴマークと決定しました。