家のポストに入る、リフォーム会社のチラシ。
みなさんはこのチラシをじっくり読んだことはありますか?
チラシにはとても安い価格が書かれいていることもありますが、本当にこの価格でリフォームができるものなのでしょうか?
結論から言えば、掲載されている価格だけで思っている通りのリフォームはできないことが多いです。
工事費が入っていないことがある!
たとえばキッチンのリフォームの場合、掲載されている価格はシステムキッチンの本体価格のみで、小さい文字で「工事費別途」などと書かれていることがあります。
工事費が数千円で済むような場合であれば大したことはないと思われる方も多いと思いますが、数万、数十万円単位で工事費がかかる場合もありますからきちんと確認しておきましょう。
消費税が入っていないことがある!
消費増税後は、消費税抜きの価格を表示できるようになりました。
スーパーで買い物をするときにも、「100円+税」のように書かれていることも多いですよね。
リフォームによっては金額が数百万円にもなりますから、内税表示と外税表示では、合計金額も数十万円の差になることもあります。
標準工事の範囲が狭い!
たとえば浴室のリフォームの場合、チラシに表示されているのはあくまでもユニットバスを交換するだけの費用であって、給湯管の交換は含まれない、というようなことがあります。
老朽化したユニットバスをリフォームする場合は、給湯管も老朽化している可能性も高いので、一緒に工事しておいた方がいいのですが、そのためには追加で数万円の費用がかかってしまいます。
掲載されている価格で、どこまでの工事をしてもらえるのかはしっかり確認しておかなくてはなりません。
グレードの低いものを使っている!
チラシに掲載されている写真と、実際にリフォームに使う商品が別物、ということはよくあります。
写真はハイグレードな商品を掲載しておいて、価格はもっともグレードの低い商品を使った場合の価格になっている、といケースです。
写真を見て「うちもこれぐらいキレイにしたい!」と思った場合は、さらにアップグレードのための追加費用がかかってしまいます。
工事費別途や消費税別途、というようなケースでは、チラシに掲載されている価格だけではリフォームができません。
また、標準工事の範囲が狭い・グレードが低い、という場合はその価格だけでリフォームはできますが、「後からまたすぐにリフォームしなければならなくなった」「以前よりも安っぽいものになってしまった」など、想定外のことが起こってくることを考えればやはり追加費用を支払う必要があるでしょう。
もちろん、リフォーム会社のチラシすべてがこのように表示価格に問題があるわけではありませんが、特に相場よりも安い価格を表示している場合は、注意深く隅々までチラシを読むようにしましょう。見積もりを依頼したあとでは断りにくくなってしまう人も多いと思いますので、業者に電話をする前に、しっかりチラシを読んで、分からないことがあれば問い合わせをした上で見積もりを依頼するのがおすすめです。
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