家と庭の「中間」スペースをウッドデッキで活用!暮らしを広げる

080 家と庭の「中間」スペースをウッドデッキで活用!暮らしを広げる

「中間」スペースのすすめ


近年の戸建住宅は密閉性が高く冷暖房の効率が良いため、一年を通して家の中で過ごしやすくなりました。
とはいえ、季節や天候によっては、外からの風や光を取り入れて開放的に暮らしを楽しみたいと思うことはありませんか?
そんなとき、家と庭の中間のようなスペースがあればいいですね。

そこで、おすすめしたいのが、ウッドデッキのテラスです。
家につながるウッドデッキがあれば、お子さんやペットの遊び場や食事スペースになりますし、ふとんを広げて干したり、衣類や本の虫干しなどもできて便利です。

ウッドデッキは、リビングなど掃き出し窓のある部屋に接して作ることになると思いますが、室内の床と高さを合わせておきましょう。
そうすることで、部屋が外に広がるような開放感が得られます。

また、室内と床面の高さが同じなら、洗濯物やふとんを干したりするのにもラクです。
ウッドデッキを作るほどのスペースがない、それほど大きなテラスはいらないという場合は、昔ながらの「濡れ縁」を設置するのもいいですね。


ウッドデッキのお手入れと寿命は?


ウッドデッキや濡れ縁は木製で外部に設置するものなので、お手入れや耐久性が気になるかもしれません。
通常は、施工後は年に1回程度、木部を保護するための塗装メンテナンスが必要で、寿命は5年から10年といわれています。

最近は樹脂製や人工木のウッドデッキ用建材も登場しています。
こちらは、木材よりも高価になりますが、耐水性や耐久性が高く、長年にわたりメンテナンスフリーのものもあります。
また、ウリンやイペなどのハードウッドと呼ばれるデッキ材も耐久性が高く人気です。

ウッドデッキそのものの寿命を伸ばすには、屋根をつけるのも良いでしょう。
屋根があれば、夏場の窓から射す日差しをカットし、目隠し効果にもなります。
また、少しの雨でも、洗濯物を干したり、お子さんも遊べたりしてウッドデッキの活用の幅が広がります。

(参考:リノベーション施工事例
(参考:ウッドデッキ

No.080

Pocket