リフォームの希望として多いのが、和室から洋室へのリフォームです。
このリフォームにはどんなメリットがあるのでしょうか。
また、どのくらいの費用がかかるのか、上手にリフォームするコツなどをまとめました。
和室を洋室に変えるメリット
◎フリーリングにするメリットが受けられる
洋室にして床を畳からフローリングにすると、いくつかメリットがあります。
まず、掃除がしやすくなるのでダニを減らすことができます。
また、フローリングのほうが重い家具などを置いてもへたりにくく跡が残りにくいので、床が長持ちします。
◎畳・障子・ふすま張り替えの手間と費用がかからない
和室につきものの畳・障子・ふすまなどは劣化するため定期的に張り替えが必要になります。
洋室にすればこれらは必要ないので、メンテナンスの手間と費用を節約することができます。
◎バリアフリーにできる
和室にはどうしても段差があります。
高齢になって車椅子などを使う場合には、フローリングの洋室のほうがバリアフリーを実現できます。
費用はどのくらいかかる?
◎内容に次第で費用は、25~65万円程度と大きく変わる。
リフォーム内容にもより、費用は大きく異なります。
下記におよその目安を記載しますので、どこをどうリフォームするか参考にしてみてください。
◎畳→フローリングに変更…10~20万円
和室から洋室へリフォームする一番多いパターンです。
これをだけでリフォームを終える人もいます。
◎天井と壁のリフォーム…5~20万円
砂壁や柱などをなくし、クロス貼りにします。
しっくいや珪藻土、木材を使用するといった選択肢もあり、かかる費用は使用する素材によって異なります。
◎押入れ→クローゼットに変更…10~25万円
収納場所のリフォームは後回しになりがちですが、使い勝手がかなり異なってくる重要ポイントです。
押入は基本的に寝具を収納しやすく設計されているので、クローゼットにすると服やバッグなどもしまいやすくなります。
上手にリフォームするコツ
◎フルリフォームか部分リフォームかを選択
完全に洋室として使いたい場合はフルリフォームが必要になり、費用も高額になります。
しかし、床だけのリフォームにすれば費用はかなり抑えられます。
予算を考慮し、どこまでリフォームするかきちんと決めておきましょう。
和室から洋室へのリフォームは、メリットがいろいろありますが、一部屋フルリフォームすると、完全に洋室化することも可能です。
せっかくリフォームする場合には、どのような使い方をするか、少し先のことまで考えて行うことが、予算と同様に大切になってきます。
その点からもまずは、リフォーム会社に相談し、どのようなリフォームが自分に向いているかを聞いてみることをおすすめします。
(参考:和室から洋室へのリフォーム)
(参考:和室から洋室リフォーム)
No.085
「中古物件探し+リノベーション・リフォーム」はRESTA