住宅ローン・リフォームローン 中古住宅リフォームのローンの組み方

053 住宅ローン・リフォームローン 中古住宅リフォームのローンの組み方

最近は新築ではなく、中古住宅を購入してからリフォームして住む、という方も増えています。
中古住宅を購入する際には住宅ローンを利用できますが、では、リフォームの費用はどのように捻出すればいいのでしょうか?
中古住宅をリフォームして住む場合のローンの組み方を解説していきます。


住宅ローンとリフォームローンを別々に借りる


中古住宅を購入する際に住宅ローンを借り、その後リフォームするときにはリフォームローンを借りる、という方法です。

メリットとしては、別々のタイミングで契約しても良いため、中古住宅購入後、しばらく住んでからじっくりリフォームプランを考えられるということです。

デメリットとしては、リフォームローンの金利の高さがあります。
住宅ローンの場合は住宅に抵当権の設定をするため金利も安いのですが、リフォームローンでは無担保ローンを利用することが多いため、どうしても金利は割高になるのです。

また、ローンを別々に借りるとなるとそれぞれに手数料等の諸費用がかかるため、出ていくお金はそれだけ増えてしまいます。
ただ、中古住宅の購入と同時にリフォームするのではなく、とりあえず住みながらゆっくりリフォームプランを考えたいという方にとってはこの方法がベストになるでしょう。


リフォーム費用も住宅ローンでまとめて借りる


中古住宅の購入費用とリフォーム費用をまとめて住宅ローンで借りることも可能です。

メリットとしては、住宅ローンに一本化できることによって諸費用も金利も安くなるということです。

デメリットとしては、中古住宅の購入時にリフォームプランができていて見積額が分かる状態になっていないといけないため、計画的に購入手続きを進めなければならないということです。
どの住宅ローンでもリフォーム費用もまとめて借りられるわけではないため、事前のリサーチも必要になってきます。

なるべく購入してすぐリフォームに取り掛かれる方が資金面でゆとりができるため、中古住宅の購入を考えている方は、併せてリフォーム会社の選定などリフォームについても同時進行ぐらいで進めていくほうがいいでしょう。
住宅の購入時には、ローン以外に、家電や家具などの購入費が予想外にかかりますので、少しでも資金にゆとりを出すためには住宅ローンでまとめて借りるのがスムーズでおすすめです。

(参考:リフォームの資金計画
(関連コラム:無担保リフォームローンと有担保リフォームローン

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