キッチンリフォームを成功させるには
主婦(夫)にとって長い時間を過ごすキッチンは家の中で何かと要望の多い場所です。
リフォームをするなら、あれもこれもと希望を詰め込みすぎて、かえって使いづらくなることも。
そんなことにならないよう、リフォームを成功させて理想のキッチンを作るには工事を始めるまでの準備がとても大切。
要望を整理してまとめ、的確に設計者に伝える必要があります。
今回は、そのためのポイントをお教えします。
リフォーム工事の前の準備とは
キッチンリフォームの準備はステップバイステップで進めます。
以下を参考にしてくださいね。
ステップ1:キッチンのサイズを測る
キッチンのレイアウトを使いやすく変更したいなら、現の状態を数字として知っておく必要があります。
まず、測りたいのがキッチンの間口(横巾)と天井高です。
加えて、カウンターの高さと奥行き、カウンター上の調理スペース、吊り戸棚、家電スペースなどの寸法を測り、紙に書き込みましょう。
次に、希望するカウンターのサイズや家電や食器棚用のスペースの寸法を記入します。
最新のキッチンカウンターの奥行きは古いものより大きくなっています。
また、対面式やアイランド型キッチンは通路分のスペースが必要になるので、注意が必要です。
ステップ2:情報収集し、要望をまとめる
現状のキッチンについての不満をリストアップします。
一方で、インテリア雑誌やインターネットなどで、キッチンのスタイルやレイアウトについての基本的な情報を集めましょう。
集めた情報を参考にしながら、主婦(夫)を中心に家族で相談しニーズや希望をまとめていくと、希望するおおよそのキッチンのスタイル、レイアウトが見えてきます。
この段階では、希望のスタイルを1つにしぼり込まず、おおまかに複数の候補を選んでおきましょう。
そして、これが重要なことですが、キッチンメーカーのショールームに行き、候補となっているモデルの使い勝手を実際に確認します。
ショールームで気になったモデルのカタログは必ずもらうようにしてください。
ステップ3:工事業者に相談
このようにして希望のキッチンが具体的になれば、リフォーム業者に相談しましょう。
このとき、要望をまとめたリストや気になるモデルのカタログ、現状のキッチンのサイズ、また希望するイメージの雑誌など資料を揃えておけば、スムーズに打ち合わせができます。
また、希望するキッチンがプランとしてムリがないか、業者に現場を見てもらいましょう。
サイズが納まるかだけでなく、給排水・給湯・配線の変更の可能性、設備機器が取り付け可能かなどについて確認が必要です。
キッチンが使いやすいかどうかで、家事の負担は大きく変わります。
以上を参考に、しっかりと準備をしてキッチンリフォームを成功させてくださいね。
(参考:おすすめのキッチンリフォーム)
(関連コラム:システムキッチンの買い替え時期が知りたい 寿命や耐久年数は?)
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