おはようございます。不動産事業部の佐野です。
今日は空家を所有するお客さんの悩みの話です。
多くの方がこの問題を持っていると思います。
空家を悩む一つの事例
先日の相談内容で、神戸市垂水区のマンションを
西区に新居を購入して空家で所有している話が
ありました。
・単純に売却して良いものなのか?
・それとも賃貸にするのが良いのか?
・倉庫代わりに使えば良いのか?
・将来子供たちが住む為に放置するのか?
急いでいないと思いながらもう10年経過した
そうです(笑)
でも、何とかしたいけれど明確な答えが出ていない
のです。特にキッカケが無い限り人はわざわざ相談
相手を探すことはしません。
その長い潜在的な悩みを解決するキッカケが
今回のオープンハウス来場になるかもしれません。
私が出来るご提案
1.子供を含めて誰かが住む
そのために必要なリフォーム工事を見積もる
2.賃貸に出す
賃貸募集するには、最低限度でも見栄えを良くする
必要があります。
住宅設備を確認させて頂いて使用できる状態か
その物を交換しないといけない状態化を判断して
最低限クロス貼替え、畳表替え、襖・障子貼替え
ハウスクリーニングで対応できるのか。
また、将来子供が使用する事になる際には入居者の
退去が必要なので賃貸期間を定期で決める定期借家
の提案。定期借家となると賃貸相場の2割程度安く
募集しなければお客さんが借りてもらい難い事実。
3.倉庫代わりに使用する場合
次の住む人のことを考えて、床はフローリング張り
前の下地の状態で完成させて、壁の下地も悪いとの
ことなので壁紙を貼る前の下地のコンパネの状態
で施工する。その後、人が住むとなれば新しく
フローリングを張ったり、壁紙を貼れば新品の状態で
新しい生活が可能になると考えました。
せっかくフローリングや壁紙を新品にしても
人が住むまでに時間が経過すれば傷んでしまいます。
4.売却をする
売却をする場合、そりゃ綺麗にする方が高く売れる
のは間違いありません。
しかし、現状の査定価格+リフォームにかけたお金
で絶対に売れるとは言い切れません。
そのリスクをご理解頂けない場合は、原状有姿で
売却することをおオススメします。
5.賃貸と売却を並行して募集する。
売却する場合には室内に動産があるのは居住中でも
同じです。ただ、賃貸の場合は今より綺麗になる!
と言われてもイメージが掴みにくいかもしれません。
ですが、リフォーム箇所を明確にすることや
イメージパースなどで手間ですが募集要項に補充
することで対応できると思います。
それぞれ、話が早い方で売主さんには決断して
頂ければと考えています。
この方法ならNOリスクなのです!全然難しく
ないでしょう。今までの悩みも一歩前進するのです。
まとめ
不動産は生き物です。
どの物件も同じ賃貸や売買で一度動き出すと
成約するまで常に変化をさせて行かなくては多くの
物件に埋もれて、いつの間にか忘れられてしまいます
そんな事が無いように最終着地を明確に決めて
何パターンかのストーリーをイメージしておくことが
大切ではないでしょうか。
賃貸にしても売買にしても倉庫にしても
最小リフォーム最低限度の残置物の処理は必要に
なります。RESTAは上手に提案できます。
_関連記事・おすすめ記事_