不動産事業部の佐野です。長い間、空き家が今回成約します。どこに人と不動産のきっかけが有るか分かりません。露出することが改めて大切なことかと思います。
長期空き家の借り希望は条件を出しても良い
今回の取引で、長い間悩んできた空き家の賃貸に関して、もしこの条件なら借りるのに。と言う話を出してみるべきだと感じました。長期空き家は、家主の悩みの種です。リフォームしようか、売却しようか。年単位でそんな話をしてきました。そんな中、もしこうなったら・・。と言う話が現実にそうなって成約しています。
希望条件を伝えて、そこから話を始めるのも良い交渉かと思います。
柔軟に対応できる家主は、空室を埋める
今回は、非営利活動法人との事もあり、家主が社会貢献の一端として心を動かされたことも有るのですが、家賃の交渉から、賃借人による制限のない改修工事、原状回復、敷金礼金の減額などで交渉は成立しました。これは、私は正解だったと思います。やはり、ニーズが少ない。少なかった物件は条件を緩めてでも借り手を見つけるべきです。どう思うかを聞かれた時は大賛成しました。
現況の価値を保つのは難しくなっている
物件の価値を上げるのは、リフォームしか無いと確信しています。
その他はと言うと、外的な要素しかありません。今回、賃貸してから自由にリフォームして良いという条件で契約をしました。これは、古びた物件にとっては願ってもないことになります。物件は修繕をしなければ価値を保てません。これは大きくプラスになります。
賃貸物件も売却物件も、これからどんどん需要過多になる時代、選ばれる物件になる為には、柔軟な考え方も必要です。昔の非常識が常識になることも沢山ありました。考えを変えるきっかけになった取引でした。
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