不動産事業部の佐野です。
不動産屋の仕事をしていて、どの地域でも同じことが言えると思いますが
例えば、○○駅から徒歩圏内でマンションを探しているお客さんがいるとします。
ピンポイントで毎日物件を見ていると、大よそ次に売れるだろう物件の予想が付きます。
それは、同じ土俵に上がっている物件の中で価格変更されたり、商談中になったりして行く訳ですが。
選ぶ基準 まずは、価格です。
その中で、立地はモチロンですが専有面積、向き
マンション自体のグレード(分譲会社や管理等)
内装の状態などです。
そんな予想をしながら、この物件がこのタイミングで商談中になれば、次は多分この物件が商談中になるだろうと予想するのは難しくありません。
特に自分がお預かりしている物件の周辺の物件に関しては敏感になります。
対抗馬と思える物件が価格や条件を変更すると、先に売れて類似物件が無くなって価格を下げずに
成約まで持っていければと考えるか。
同じ時期に勝負をかけて、競合より先にお客さんに選ばれるか相談して来ました。
同じエリア内に物件が沢山ある場合は、個性を持っていない物件は価格の競争に巻き込まれます。
価格変更された物件があれば、交渉などでも引合いに出される場合があり、下方へ引っ張られてしまいますね。
どんな事にも、絶対は絶対ないだろうと思いますが、何か一つでも選ばれる上で要素があれば同じような物件と競合した時に出し抜くことが出来ます。
その一つが、リフォームなのかもしれません。
内装の優劣だけで言えば、第一印象(見た目)しか差が現れません。
それは、本当に単純なことですが何度も経験しました。
それは築年数が浅い物件ならハウスクリーニングするだけだったり、汚れた一部の壁紙を貼り替えてあげるだけだったり。
そんな事だけで、好印象になり、値段交渉が抑えられたり、購入希望者が同時に現れたりする事がありました。
売る物件にお金をかけたくない。気持ちは分かりますが、少額の資金で費用体効果が得られることも考えられます。
全ての物件が当てはまる訳では有りませんので
個別に一緒に考えて行ければ良いですね。
少しでも高く売るとは、言い換えれば値段交渉を少なく成約に結びつけるとも言い換えれるのではないでしょうか。
今日はこんな景色が見える加古川の物件に行ってきました。気持ちがいいです。
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