売却物件の周辺物件とは、すばり「学校区」・「同じ駅から徒歩圏」になります。
売却される不動産の種類は、土地・戸建・マンション・投資用物件の大きく４種類に区別されますが、ここでは、土地・戸建・マンションについて説明します。
周辺物件の情報を集める
最大の価値は立地条件
毎年７月に公表される『路線価』では日本で一番高い土地のニュースが流れます。
価格だけで言えば32年連続、東京都銀座『鳩居堂』の前がNo.1! 2017年は１平米当たり4,032万円！坪単価はなんと、約1億3,315万円です！すごい価格ですね。
ちなみに
自分の土地評価を調べたい場合は路線価を検索して下さい。前面道路が１㎡○○万円で表示されていますから、土地面積を掛けて市街地なら0.98位の補正をかけます。角地であれば、２方の平均価格に土地面積を掛ければOKです。兵庫県→神戸市→西区→池上４丁目のように進んでいけば地図が現れます。
数年間の路線価格データーも一緒に見ることができるので、変化を見ることもできます。
魅力は、探し求めて
いる人に伝わります！
いる人に伝わります！
土地評価だけが価値ではない！
「駅徒歩〇〇分！○○バス停徒歩○○分！」だけが価値ではなく、駅やバス停が遠くてもアピールできることがあります。
今売ろうとしている物件を選んだ理由を、もう一度思い返してみて下さい。きっとそれが、「価値」であり同じように共感してくれる人が次の買主になるはずです。
ネットショップの商品でも、「口コミ」の宣伝力は絶大です。「本当に良い商品だから買って下さい！」と言っても信用してもらえませんが、商品を購入した人が投稿した口コミは、やはり説得力があります。良い所、改善が必要なところを、実際に商品を使用した人がリアルな意見として書くからこそ、「生きた情報」という評価を得て、消費者が「購入してみようか！」となる訳です。
不動産も住んでいる人、住んでいた人にしか分からない事がたくさんあります。
神戸・明石は、南に瀬戸内海、北に六甲山脈を背負う平地が少ない地形です。そのため、「海が好き」「山が好き」「街が好き」など、狭いエリアに、他所では得られないたくさんの魅力がギュっと詰まっています。
物件アピールは営業担当を通す方が伝わります！
住んでいた人の情報は確かに貴重なのですが、客観的な意見として伝えたほうが、内覧のお客様には伝わることが多いのも事実です。売り主様からヒアリングした情報に、営業担当者が近隣の事例を交えながら客観的な視点で伝えることで、よりスムーズに伝わります。
- 高台に建っているので風当たりは強いけど、眺望は素晴らしい！
- マンションの中部屋なので回りの住戸のおかげで冬は比較的温かい。
- 築年数は古いけれど地震でびくともしなかった。
- 設計するときに、この間仕切りは取れるようにしたから、ひと間にもできる。
- 古いマンションだけど、最近オートロックや監視カメラが付いた。
- エントランスに続くアプローチのバリアフリー工事が決まっている。
- 街の人口が増えているので、路線バスの朝の本数が増えるらしい。
- 街の防犯意識が高いので、小学校の主要道路では見守り隊が毎日いてくれて安心。
- この辺りは犬を飼っている人が多いから、犬を飼うなら友達もできやすい。
お申し付けください
もちろん、例に挙げた以外でも構いません。お伝えいだいていれば、何だかの営業トークで使わせていただきます。営業担当者は、売主様がおっしゃっていたことはきっちりインプットして内覧に臨みますから。ぜひ、出し惜しみせずお伝えください。
- 価値感は人それぞれ、共感してくれる人がきっといます
- 売り主だから知っている物件の魅力が最大のアピールポイント
- アピールは営業マンを通した方が伝わりやすい
