マンションの質及び価値を長持ちさせていくためには、定期的に修繕による性能の維持・回復を行うことが重要です。現在の居住水準・生活水準に見合うようマンションの性能をグレードアップする改良工事を適切に実施することで築年数を経たマンションでも資産価値を維持することができます。
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RESTAの大規模修繕メニュー
塗装工事・タイル壁改修工事
大規模修繕工事の中心となる工事
鉄部の防錆・外壁部の美装を目的として塗装工事を行います。また、タイル壁の場合には、ひび割れ、損傷などの修繕を行います。大規模修繕工事の中心となる工事です。遮熱塗料やハイグレード塗料により、塗り替え周期を伸ばし、トータルコスト削減も可能。
躯体改修工事
コンクリート躯体のひび割れは、見た目の悪さだけでなく、内部の鉄筋に錆を発生させ構造耐力の低下や漏水などの原因となります。外壁塗装を行うことが一般的で、足場を掛ける場合などは特に効率的です。
屋根防水工事
マンション屋上の防水層の防水を行います。屋根パラペット周りの亀裂やひび割れ、屋上手すり周りの劣化の修繕も合わせて行います。一般的なアスファルト防水仕様をグレードアップして、ゴムアスファルト系のシートの採用で大規模改修の周期を伸ばすことができます。
ドア・サッシの改修
住宅ドア、パイプスペースやメーターボックスの扉などの交換を行います。築年数の経ったマンションでは鋼板に錆止め塗装したものが多くあります。それらを、気密断熱性のあるドアに取り替えることもできます。遮音性や耐震性なども考慮に入れます。美観上の改善策として、カッティングシートを貼るとイメージは劇的に変わります。サッシの取替えは、枠ごと取り替えるだけでなく、かぶせ工法や二重サッシ工法などを行います。
共用部・エントランス改修工事
マンションを印象づけるエントランスの改修を行います。時代にあわせ高級感とデザイン性をアップさせることで資産価値を高めます。共用階段やエレベータ、郵便受けなどを新しくすることで高級感も演出します。また、バリアフリーも要望として高いです。
給排水・電気設備の更新
給排水管の劣化は、水が出にくい、臭いがするなどの生活のクオリティの低下を引き起こします。また、配管の腐食により漏水などが発生する場合もあります。躯体の中にある配管のやりかえは大掛かりな工事となりますが、長期的には必要な工事となります。電気工事においても、築年数の古い物件では、電気容量の不足が起こりブレーカーが落ちやすいなどの問題が起こり、家電に囲まれた生活で不便を感じることがあるため、設備の更新のニーズは高いです。
マンションの資産価値は総合性能で決まる!
マンション性能を向上させるには計画的で総合的な大規模改修工事が重要です。マンションの区分所有者それぞれのニーズを集約し大規模改修を行っていくため、明確な目的を持った工事でなければ多数の同意を得ることができません。築年数の経たマンションに必要と考えられる大規模改修は以下に集約されます。
マンションの総合性能を上げる6つの改修ポイント
- 1. 耐震性能の強化
- 2. バリアフリーへの対応
- 3. 防犯性への配慮
- 4. 省エネ・環境性能の向上
- 5. 通信・ネットワーク設備の更新
- 6. ゆとりある住環境の構築
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1.耐震性能の強化
マンションの耐震性能は、建築当時の耐震基準に左右され、物件によれば現行の基準に比べ劣っている場合があります。また、劣化や被災による構造の劣化も考えられます。その場合には、建物の耐震診断を行い、耐震性能が不足する場合には、耐震補強を行うことで改善します。
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2.バリアフリーへの対応
築年数の古いマンションが建った頃、バリアフリーという概念がそもそもありませんでした。問題解消のためにスロープ、手すり、段差解消などをご提案します。また、階段などにノンスリップ材を設置したり、色で危険な部分を明示したりすることもバリアフリーと言えます。エレベーターのない建物の場合には、新設することもあります。
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3.防犯性への配慮
マンションの防犯性能向上は、建物の一部分だけに対策を行っても大きな効果は得られません。不審者の侵入を防ぐためのオートロックや、見通しの良さの確保、適切な照明の設置をマンション建物・敷地全体についてトータルでの対策が必要です。
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4.省エネ・環境性能の向上
断熱効果の高い塗料での塗装を行う、サッシを二重化を行う、照明器具をLEDに変えるなどの受動的な省エネから、ソーラー発電によって電力を作り出す省エネまで多様な方法があります。
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5.通信・ネットワーク設備の更新
インターネットの接続環境の整備や、TVインターホンの導入などマンションの価値を高め、日常の生活を快適にするご提案を行います。ネットワークとはインターネットだけに限らず、防犯・火災警報などにも利用され、安全安心な環境の提供に役立ちます。
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6.ゆとりある住環境の構築
マンションでの生活を豊かにするために、共用部の充実という方法もあります。多様な生活スタイルに合わせた、宅配ロッカー・トランクルームの確保もその1つです。マンションコミュニティの交流のための、集会室・プレイルーム・人が集まれるエントランスも住環境の向上につながります。駐車場、駐輪場の増設での利便性の向上や外構部分の緑化による癒し空間の確保もマンションの価値を向上させます。