質問&回答
- ハンドルネーム
- こもちゃん様
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- 質問、疑問、要望
- リノベーションってなに?
- 最近よく聞く言葉で、リノベーションという内容は、リフォームとどう違うのでしょうか?
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- ご質問の回答
- ご質問ありがとうございます。
「リノベーション」という言葉をよく耳にするようになったのは、数年前からの話でしょう。
私が初めて聞いたのはブルースタジオと言う会社の“リノベーション物件に住もう”という本を見た時からでした。それ以来私の中では、(リノベーション = かっこ良くした中古住宅)というのが定義でした。
ところがいろいろ調べてみると、どうやらリノベーションというのは、単にかっこ良く中古ストックを再利用という意味だけではなく、もっと社会的にも大きな意味があり、都市や環境を含めた考え方があることに気がつきました。そうした大きな枠組みの中でリノベーションを語るときは、おそらく大規模な工事が前提となり、マンションのリノベーションといった場合、マンション全体の改修工事が対象となるのでしょう。
個人的には、以下の説明が一番簡潔に説明していると思います。
リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。建物の経年にともない、時代に合わなくなった機能や性能を、建て替えずに、時代の変化にあわせて新築時の機能・性能以上に向上させること。
具体的には、耐震性や防火安全性確保し、耐久性を向上させる、冷暖房費などのエネルギー節約のため、IT化など変化する建築機能の対応・向上のために行われる。外壁の補修、建具や窓枠の取り換え、間取り変更、給排水設備更新、冷暖房換気設備の更新などをいうようです。
また一方、情報誌や不動産売買等で歌われる「リノベーション」「リノベーション物件」というのは、単に「デザイン性の高いリフォーム」を指しているように思われます。簡単にいえば「デザイナーズ~」見たいな表面的な使い方をしているようです。