POINT.1解体

既存間取りの解体を行い、スケルトン状態からのスタートでした。築32年のマンションでしたが、状態は良好でした。赤く見える柱のようなものは、排水の縦管です。

左側がトイレ、右側がキッチン他の設備用です。水周りは、この管に近いエリアに配置する必要があります。理由は、ここまで排水が流れてくるように勾配をとる必要があるからです。

洗面室の床が他より高く段差があるのは、床下スペースに配管を取っているためです。

POINT.2断熱

完成は冬でしたが、施工後、部屋に入って一番に感じることは、「この部屋暖かい」です。同時期に売りに出ていた同マンションの別部屋も見学しましたが、

この部屋は他の部屋に比べて明らかに暖かいと感じました。それは、しっかり断熱施工を行ったからだと思います。外部に面するコンクリート下地に対して、発泡断熱材を施工しています。

これにより外部の冷気を遮断し、部屋の温度を保とともに、結露の防止にもつながります。断熱工事は、住みここちに大きく影響します。

POINT.3間取り

81.5m²の広さを、どう生かすかはプランの分かれ目でした。このマンションは、売り出し時は、４LDKの間取りでしたが、近隣の調査の結果とペット飼育可のマンションとのことで小家族を想定し、リビングを大きく取るプラン至りました。

正方形に近いリビングが、開放感と自由度を高めます。