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【不動産コラム】通勤・通学を考えた住まい探し

通勤・通学を考えた住まい探し

No.60

通勤・通学を考えた住まい探し

家を探すときには、家そのもののスペック(広さ、間取り、新築かどうかなど)も大切ですが、それだけではありません。その家が、「どこにあるのか?」、つまり立地も、とても重要です。

「自分(もしくは配偶者)の地元だから」
「子育てしやすい環境だと聞いたから」
「駅近で便利なエリアだから」

など、立地も考慮しつつ家を探す方は多いと思いますが、今回はそんな家の立地を考える条件のうち、「通勤・通学」を考えた住まい探しについて、お話ししたいと思います。

どんなに慣れ親しんだ地元でも、駅近で便利なエリアでも、通勤・通学に不便なところだと、あとあと後悔してしまうこともあります。特に、小さいお子さんがいる家庭の場合はお子さんが今後10年以上にわたって通学をしなければならないわけですから、お子さんの通学を考えた住まいさがしは重要だと言えるでしょう。もちろん、今後数十年に渡って続くであろう通勤のことも考えなくてはなりません。

通学路の安全性

まず、お子さんがいる家庭の場合、単純に「学校が近い」ということだけではなく、通学路の安全性も考えなくてはなりません。また、学校もずっと同じところではなく、小学校、中学校、高校と場所は変わっていくのですから、どの段階においても安全で、快適な通学ができることを考えておく必要があります。

たとえば、人通りの少ない路地が長く続くような場所にある家を購入した場合、お子さんはその人通りの少ない路地を一人で通学しなければならないということです。また、交通事故が発生しやすい危険箇所が通学路にある場合は、最悪の場合お子さんが事故に巻き込まれてしまうこともあります。

警察署や自治体のホームページでは、犯罪発生マップや交通事故発生マップなどを掲載していますので、家を決める前に確認しておくのがおすすめです。また、集団登校・集団下校をおこなっていたり、PTAや地域ボランティアの方が旗を持って立っているようなところだと安心です。

交通アクセスの良さ

次に、私立へ通うお子さんや、通勤時のことも考えましょう。
私立の学校へ通ったり、通勤の際に公共交通機関を使う場合は、どのような点に注意すべきでしょうか?

まず、公共交通機関を使って通勤・通学する場合は、アクセスの良さを考えなければなりません。たとえ駅近でも会社まで行くには何度も乗り換えなければならない、となると便利とは言えませんよね。また、郊外の場合は十分な本数があるのかも気を付けなければなりません。終電が早い場合は残業のときにタクシーで帰ってこなければならないことも。

次に、交通費(定期代)にも注意が必要です。家の購入費用を安くするために郊外に住宅を購入することになっても、交通費が高くつくのであれば結局出費はかさんでしまいます。会社からの交通費補助にも上限がありますし、上限を超える分は自腹になるのですから、あらかじめ計算しておくといいでしょう。お子さんの通学定期代と親の通勤定期代を考えれば、「住宅ローンの返済額があと1万多くても、もっと便利なところに住めば良かった」なんていうことにもなりかねませんよね。

まとめ

住宅を探すときには家そのもののスペックや立地など検討しておくべき条件はいろいろあり、すべて理想通りの家を見つけるのは難しいものですが、通勤・通学というのは日々のことです。妥協してしまうとその後の生活が苦しくなりますから、優先的に検討されるのがいいでしょう。

(参考:神戸もっと知る!西神戸の不動産・街ガイド
(参考:神戸市の小中学校学区一覧

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