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【不動産コラム】安心・安全な中古住宅を買うためにチェックしたいこと

安心・安全な中古住宅を買うためにチェックしたいこと

No.59

安心・安全な中古住宅を買うためにチェックしたいこと

中古住宅を購入する際には、その家の安全性をチェックし、安心して暮らせるかどうかも見ておかなくてはなりません。ここでは、中古住宅を購入する際にチェックしておくべき点、基本的な項目について紹介します。初めて家探しをされる方はぜひ参考にされてください。

耐震性のチェック

建てられた時期

1981年6月1日と2000年6月1日というのは、建築基準法の耐震基準が大幅に変わった時期です。1981年6月以降に建てられた家であればある程度安全だと言えますし、2000年以降であればより安心できる、と考えることができます。

注意すべき物件

  • 吹き抜けがある
  • 1階部分に駐車場がある
  • 1階よりも2階の方が大きい(出っ張っている)

など、これだけで危険ということは決してありませんが、構造的に弱くなりやすい条件ですので、地震対策がされているのかは確認しておく必要があります。

他にも、増改築を繰り返している物件や、基礎部分もしくは外壁などにひび割れがある物件、扉の立てつけが悪い物件などにも気を付けた方がいいでしょう。

耐震診断を受けるのがおすすめです。(参考:耐震チェックポイント

地盤のチェック

地盤をチェックすることで、地震だけでなく洪水や液状化などの災害の起こりやすさも分かります。

  • 盛り土(斜面のところに土を盛ることで平らな土地にしている)
  • 以前、田畑だった場所
  • 近所の電柱が傾いている
  • 近所の道路に陥没しているところがある
  • 川や池など、水が近くにある

などの条件に合致する物件の場合、地盤が弱い可能性があります。

防犯性のチェック

  • 高い塀に囲まれている
     →見通しが悪いので侵入者がいても周りから見えない
  • 塀やフェンスなどの囲いがない
     →誰でも敷地内に入れてしまう
  • 窓に登りやすい構造
     →家の周りを見てみて、足がかりになるようなものがあると侵入されやすい

こういった点をチェックして、家の防犯性を測りましょう。

快適性のチェック

カビが生えやすくないか?

  • 押入れやキッチンの隅にカビが生えている・カビ臭い
  • 換気扇があるべきところに無い(キッチン・浴室・トイレ)
  • 窓を開けても風がとおらない場所がある
  • 大きな道路に面しているなどで、窓を開けられない

などをチェックしてみましょう。

明るさ

  • 近所に大きなビルが建っていて日陰になる時間が長い
  • 隣家との距離が近く光が入らない
  • 近所に建設中のビルがあるor将来ビルが建ってもおかしくないぐらいの空き地がある

など、部屋の明るさに影響を与える問題が無いかを見てください。

騒音

  • 大きな道路もしくは線路に面している
  • すぐ近くに公園がある
  • 室内にいても外の音が気になる

など。

公園が近くにあるからと言ってうるさいとは限りませんし、小さいお子さんがいらっしゃれば公園が誓いのはいいことかもしれません。ただ、普段の公園の様子もチェックして、中高生が騒いでいるとか、夜中でもうるさいとか、騒音の原因になる問題が無いかはチェックしておいた方がいいでしょう。

中古住宅を購入される際には、こういった点にも注意しながら、物件を細かく見ていくことが大切です。購入してから後悔しては遅いので、内覧時にしっかりチェックしておきましょう。

(参考:保険加入という手段も。既存住宅瑕疵担保保険

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