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【不動産コラム】2LDKの家売るときの3つのコツ

220 2LDKの家売るときの3つのコツ

No.220

2LDKの家売るときの3つのコツ

家を売るといっても、その家の間取りによって売るときのコツが異なります。そのコツを知っておくことで家の売却スピードは異なるので、今回は「2LDKの家を売る」ことにフォーカスを当てて解説していきます。

ターゲット選定

まずは、2LDKを購入する人はどのような人か?を想定します。2LDKの家を購入する人は以下が多いです。

・DINKS
・プレファミリー

○DINKSとプレファミリーとは?

DINKSとはDouble Income No Kids(2収入、子供なし)の略称であり、共働きで子供を意識的に作らない夫婦のことです。また、プレファミリーとは子供1人の3人家族であり、基本的にもう子供を増やさない人を指します。

もちろん、単身者や子供が2人いる4人家族も2LDKを購入することはありますが、メインターゲットが上記である点をまず理解しておきましょう。

○広さや間取りによってターゲットを変える

DINKSとプレファミリーには、「子供」がいるかいないかという大きな違いがあります。そのため、この2タイプのどちらをメインターゲットにおくかを決めるべきです。その判断基準は広さと間取りになります。たとえば、以下2つの部屋があるとします。

・A:65㎡、ウォークインクローゼットと納戸あり
・B:52㎡、収納少なめ

この場合、Aはプレファミリー向けであり、BはDINKS向きといえるでしょう。2LDKといっても広さや間取りは異なるので、その2つの要素で自分の家のターゲットを絞りましょう。

ニーズ理解

さて、前項でターゲットを絞ることができたら、そのターゲットにニーズを理解しましょう。もちろん、ニーズは人によって異なりますが、ターゲットによってある程度予測することは可能です。

今回紹介する「ニーズ」は一例であり、大事なのは自分がその家に住んでいて「快適」と思ったことを不動産会社の営業マンに伝えることです。

○DINKSのニーズ

DINKSは共働きが基本なので、以下のようなニーズが高いです。

・職場に行くための交通利便性
・商業施設の利便性
・ハイグレードな仕様や設備

まず、共働きが今後も継続していくという考えなので、職場に行く交通利便性は重要です。また、夜遅くまでオープンしているスーパーはあるか?それは駅から家までのアプローチか?なども、共働きならではのニーズといえます。

さらに、DINKSはファミリー層よりも「家に使える費用」が高い傾向にあるので、設備や仕様のグレードにこだわる人は多いです。

○プレファミリーのニーズ

一方、プレファミリーはファミリー層と同じく以下のニーズが高いです。

・良好な室内環境
・子育てしやすい住環境
・衛生面が気になる水回り

あくまで「子供がいる」という点を軸に考えるので、DINKSとはまた違ったニーズになります。

広告への反映

さて、ターゲット選定とニーズを把握できたら、次は広告へ反映していきます。そもそも、家を売却するときの広告活動は不動産会社の営業マンが行います。ただ、売主目線の以下を伝えることで、より集客力の高い広告になるのです。

・季節や時間ごとの陽当たり
・購入時のパンフレットに記載している細かな仕様
・駅までの歩きやすさ

大事なことは、選定したターゲットに合わせて、そのターゲットに響くことを不動産会社に伝えることです。

まとめ

このように、2LDKの家を売るときは、その部屋の広さと間取り的にDINKSがターゲットか、プレファミリーがターゲットかを見極めます。そして、そのターゲットに合わせて、売主目線で家の魅力を不動産会社の営業マンに伝えましょう。

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