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【不動産コラム】住宅ローンの借り換えをした方が良い人とその方法

221 住宅ローンの借り換えをした方が良い人とその方法

No.221

住宅ローンの借り換えをした方が良い人とその方法

現在は「超低金利時代」と呼ばれているので、住宅ローンを借り換えることで金銭的に大きなメリットを受けられる人もいます。そこで今回は、どのような人が借り換えるべきか?借り換える方法は?という点を解説していきます。

借り換えするべき人とは?

もちろん、全ての人が借り換えすべきではありません。人によって借り換えで得するかどうかは異なりますが、目安として以下に該当する人は借り換えによってメリットを受けられやすいです。

・金利差1%以上
・返済期間が残り10年以上
・残りの借入れ金額が1000万円以上

借り換えによって金利差が1%以上あるなら、返済額が大きく減額します。また、返済期間が10年以上
、そして借入金額が1,000万円以上あれば、金利が下がることでの減額幅は大きくなります。

上記に該当する人でも借り換えデメリットがある人もいるので、まずはネットなどで借り換えシミュレーションをしてみると良いでしょう。

借り換え時の流れ

次に、借り換え時の流れである以下について解説します。

・(借り換え先)住宅ローンの仮審査申込
・(借り換え先)住宅ローンの本審査
・(借入中)一括返済の申し出
・(借り換え先)住宅ローンの金銭消費貸借契約
・借り換え実行

上記は、基本的に新規で住宅ローンを借りるときと同じです。仮審査をして承認されてから借り換え中の金融機関に相談…そして借り換え先で金銭貸借契約書を結ぶという流れです。

住宅ローンを借り換えるメリット

住宅ローンを借り換える流れが分かったところで、次に住宅ローンを借り換えたときのメリットである以下を解説します。

・住宅ローンの返済額が減額させる
・金利プランを切り替え可能
・団体信用生命保険のプラン変更も可能

○住宅ローンの返済額が減額させる

まずは、何といってもローン支払い額を減額できる点です。借入額や金利差によっては、月々返済額で数万円以上、総返済額で数万円以上減額できるケースもあるくらいです。

○金利プランを切り替え可能

また、借り換えによって金利プランを切り替え可能です。たとえば、「低金利時代に固定金利にしたい」と思うのであれば、変動金利から固定金利への切り替えも可能です。

通常は、変動金利より固定金利の方が高いですが、過去に借り入れた変動金利なら、現在の固定金利に方が低金利の場合があります。

○団体信用生命保険のプラン変更も可能

そして、団体信用生命保険(団信)のプランも変更可能です。たとえば、通常の団信ではなく3大疾病付きや8大疾病付きの団信にすることができ、そうなれば保証は手厚くなります。

3大疾病とはがん・急性心筋梗塞・脳卒中のことで、8大疾病とは3大疾病に高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎を加えたものです。

■まとめ

このように、借り換えすることで支払い額を減額することが可能であり、金利プランや団信プランの変更も可能です。ただし、借り換え時に諸費用がかかるので、その諸費用額と減額できる金額を比較して、借り換えするかどうかの判断はしましょう。

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