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【不動産コラム】マンション売却期間は本当に3か月?早く売るための3つのポイント

214 マンション売却期間は本当に3か月?早く売るための3つのポイント

No.214

マンション売却期間は本当に3か月?早く売るための3つのポイント

「マンションの売却期間は3か月」と聞いたことがある人もいるかもしれませんが、果たして本当に3か月なのでしょうか?今回は、まず本当に3か月で売れるのか?という点をデータで紹介します。その後、マンションを少しでも早く売る3つのポイントを解説していきます。

3か月で本当にマンションは売れるのか?

結論からいうと、以下のデータのように6~7割程度のマンションの売却活動期間は3か月です。

214 マンション売却期間は本当に3か月?早く売るための3つのポイント

ただし、マンションの売却は「売却活動」以外に、査定・媒介契約の締結・申込・契約・引き渡しがあり、それらに2~3か月かかります。つまり、売却活動が3か月だとしても、全体では5~6か月程度の時間がかかるということです。

ポイント1:売却下限金額を決める

まずは売却下限価格を決めることです。というのも、売却下限価格を知っていれば、仲介を担当する営業マンが値引き交渉しやすいからです。

仮に、売主から「2,000万円が下限」と聞いていれば、2,000万円未満での値引き交渉はその場で断った上で再交渉できます。しかし、下限価格を聞いていないと「売主に聞いてみます」となり、結局NOという答えになれば検討者のモチベーションが下がってしまうのです。

ポイント2:引き渡し時期を決める

2つ目のポイントは引き渡し時期を決めるという点です。これは、前項と同じく「営業マンが交渉しやすい」という点もありますが、それ以上に売主自身が値引きを受け入れやすい点が大きいです。

当然ながら、売主からするとできるだけ値引きせずに売りたいです。ただ、実際に値引きゼロでマンションが売れるケースは多くありません。

また、上述したように10カ月経っても売れていない物件もあり、売れ残り物件は値引き交渉が激しくなります。そのため、ずるずると売却活動が長引くリスクは大きく、そうならないために一旦は上述した表の売却活動の期間を目安に、引き渡し時期を決めるのが良いでしょう。

ポイント3:売却報告の内容を指定する

専属専任媒介契約と専任媒介契約は、営業マンが売主に売却報告する義務があります。その際は、以下の項目を必ず報告してもらいます。

・今後の広告戦略
・今までの広告戦略の反響
・検討者の状況
・競合物件の変化

項目を指定することで、どの点に問題があるか分かりやすくなります。また、このような明確な指示を出しておけば、営業マンも適当な売却活動はできなくなるのです。

まとめ

まず、6~7割のマンションが売却活動期間3か月で売れているのは事実ですが、売却が完了するのは5~6か月という点は認識しておきましょう。その点を踏まえ、上述した3つのポイントを理解した上でマンションの売却に臨むことをおすすめします。

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