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【不動産コラム】マンション購入時はハザードマップを活用しよう

211 マンション購入時はハザードマップを活用しよう

No.211

マンション購入時はハザードマップを活用しよう

マンションは大切な資産であり、将来的に売却する可能性もあります。もちろん、売却する前提で物件選びをする必要はありませんが、なるべく災害リスクの低い物件を選びたいものです。今回は、災害を調べるためのハザードマップ、またそれに付随する治安や交通事故件数の調べ方も合わせて解説します。

ハザードマップの調べ方

ハザードマップの調べ方は、「自治体名 ハザードマップ」と入力すれば出てきます。たとえば、RESTAの事務所のある神戸市西区池上4丁目付近を調べるときには神戸市のハザードマップ※を調べます。ハザードマップで該当の場所を見てみると、大雨で洪水が発生したときの浸水リスクは1.0m~2.0m未満です。
兵庫県では、CGハザードマップというデータで見ることもできます。写真が掲載された一部の場所なら、水が押し寄せてきた時のイメージ写真が表示されます。

川が近い地域は「洪水リスク」もありますし、埋め立て地などは「液状化リスク」もあります。いずれも行政のホームページに掲載されているので、該当する箇所を調べてみましょう。

また、土砂災害や津波、高潮などについてもハザードマップで確認ができます。
このように、ハザードマップを利用することで、洪水をはじめとした災害リスクをチェックできるので、それらをチェックした上で物件選びは行いましょう。

※出典:兵庫県CGハザードマップ
http://www.hazardmap.pref.hyogo.jp/

ハザードマップの使い方と調べる意味

前項で紹介した兵庫県CGハザードマップであれば、以下のリスクを調べることができます。

・洪水
・土砂災害
・津波
・高潮
・ため池災害

○調べる方法

前項の4つを調べる方法は以下の流れになります。

・項目をチェックする
・住所を指定する
・該当する地域をチェックする

まずは、前項の4つの項目で調べたい項目を指定し、次に調べたい地域の住所を入力します。もしくは、地図上から該当地域を探すことも可能です。地域をチェックしたら、広範囲の地図が出てきますので、自分が調べたいピンポイントの地域を探すという流れです。

○ハザードマップを調べる意味

さて、前項まででハザードマップの調べ方が分かったと思いますが、次にハザードマップでリスクを調べる意味を解説します。端的にいうと災害リスクの低い物件を探すためですが、災害リスクゼロの物件は中々ありません。

そのため、洪水・土砂災害・津波・高潮・ため池災害のリスクがあった場合、それぞれのリスクに対して何に注意すべきを知っておくことが重要です。

その上で、リスクをどのくらい許容できるかを考え、物件を選ぶという流れです。「注意すべき点」については、「兵庫県CGハザードマップ※」に記載しているので確認してみましょう。

※出典:兵庫県CGハザードマップ 防災学習
http://gakusyu.hazardmap.pref.hyogo.jp/bousai/kouzui/

まとめ

このように、ハザードマップを調べることで、その物件の災害リスクが分かってきます。調べ方も簡単ですので、物件を購入するときには必ず確認しましょう。これらの点は目に見えないリスクになるので、マンション購入の際はしっかり調べておくことが重要です。

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