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6章 売却前にリフォーム工事は行うべきか?|不動産売却のための10のキソ知識

不動産売却のための10のキソ知識

6章売却前にリフォーム工事は行うべきか?

築年数が経った建築物の場合、買主はリフォームをして住む前提で購入する場合が多くなります。買主の意見としては、「購入後にリフォームするんだから古くても安いほうが良い」と言われます。しかし、実際に中古物件を探されている人の声のなかには、「現状が汚すぎて、新居としての生活イメージができない」といった話を聞くことがあります。そして、その気持ち分が値引きの要望となる場合があります。

売却前のリフォーム

例えばクロスの張替え

売却前のリフォームは、買主の要望が反映されないリフォームとなると無駄になってしまう場合もありますが、最低限のリフォームを行うことで、早く、希望額どおりに売れる場合もあるのも事実です。

そのあたりは、リフォームと不動産の両方に強い業者のアドバイスを受けることが良い方法です。

もしリフォーム費を安く抑え、物件を高く売ろうとお考えなら、リフォームのポイントは、「清潔感」、「古さを出来るだけ感じさせない」、「最低限のこのまま住んでもよいと思える」の3点です。

リフォーム項目で言うと、以下のようになります。

  • 室内のクロスを交換するリフォーム
  • 床材の手入れや交換
  • ハウスクリーニング

床のリフォーム

特に、少し前のマンションは床材にカーペットを使用している物件がありますが、最近の主流は何と言っても「フローリング」です。また、畳の部屋をフローリングにする工事もオススメです。

実際、弊社でも中古物件を購入されたお客様から、カーペット・畳の部屋をフローリングに貼替えるリフォーム工事をよくご依頼いただきます。中には、売主がカーペット貼替工事を行った新品の状態でも、フローリングに貼替えたいというお客様もおられます。

その理由は、お子様、特に乳幼児がおられる方はダニ等のハウスダストの問題や、汚れた場合のメンテナンスのしにくさを不満に感じ、引越し前にリフォームしておこうということからです。ただしカーペットからフローリングへの施工に関しては、遮音の問題で古いマンションでは、認められないところもあります。そのあたりは管理規約等を確認することでわかります。

実際には現場ごとに、細かい改善の可能性があり、売却物件の個性にあわせてリフォームする所は変わって来ます。リフォームを行わない場合でも、ちょっとした掃除やメンテナンスをするだけで、見る側の印象は全然異なってきます。このようなメンテナンスや掃除によって売却価格が上がるのであれば、元がとれる工事と考えることができます。

一方、老朽化したキッチンや浴室などのリフォームは、買い主の好みも反映される所なので、その時代の売れ筋の仕様を把握し、ポイントを抑えて実施することで最大の効果を得ることができます。

神戸・明石市内で不動産物件の購入希望者をある程度想定し、物件に「売りのポイント」をつくることで、売却までのストーリーを考えていくことも可能です。

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