No.55
住宅の売却時 査定してもらうときのポイント
住宅の売却は、ただ不動産業者に依頼して売ればいい、というものではありません。売却するときにはまず査定してもらいますが、査定額は不動産業者によっても差がありますし、販売方法の違いなども無視できない要素です。そこで、今回は住宅の査定をしてもらうときのポイントを紹介したいと思います。
複数の査定をもらう
査定をしてもらうとき、複数の不動産業者に依頼することによって、適性な価格が把握できるようになります。業者の数は、3~5社程度がいいでしょう。(あまり多いと手間ばかりかかって疲れるだけですのでほどほどに)
ちなみに、不動産業者にも、得手不得手があり、得意なエリアや得意な物件(戸建てorマンション)というのも意識して業者を選ぶと良いでしょう。
細かいことも伝え、相談する
パッと見では分からないような家のマイナス要因については、隠さずに報告しておくようにしましょう。もし、隠したまま売却してしまうと後々トラブルにもなりかねません。また、「リフォームしてから売却した方がいのか?」、「賃貸か売却かで迷っている」など、気になることもどんどん相談してみましょう。
相談に対して真摯に向き合ってくれる担当者であれば、売却する際にも安心して任せることができますよ。
査定額が高すぎるところは注意
住宅の査定の基準となるマニュアルは、どこの不動産業者でも同じものを使っていますので、金額に大きな差が出ることはほとんどありません。どこも、似たり寄ったりな査定額になるものです。しかし、他の査定額に比べて飛び抜けて高い査定額が付くこともあります。このようなとき、喜んではいけません。きちんと査定できていないか、もしくは契約をとるためにわざと高めの査定額を付けている、ということもあるからです。
高く査定されたからと言って高く売れるわけではありませんから、冷静に吟味しましょう。
査定額の理由を聞く
査定された金額だけを見るのではなく、なぜ、その査定額になったのか、ということを聞いてみてください。どういう要因がどう査定額に影響しているのか、ということをきちんと説明できる営業マンなら信頼できると言えます。仮に、他の業者より高い査定額が付いていたとしても、きちんと根拠のある査定額だとしたら、信用できるかもしれません。
販売の仕方を聞く
媒介契約を交わしたら、その後は広告やインターネットサイトへの掲載などによって、買主を探していくことになります。が、契約する前に、どのようにして買主を見つけていくのか、営業マンの話を聞いておきましょう。どうしても、営業マンの中には媒介契約をとること自体が目的になってしまい、販売するという本来の目的がないがしろになってしまう人もいます。
あらかじめ販売の方向性について詳しく聞いてみることで、その担当者が信頼できる人なのかどうかを判断することができますよ。特にRESTAでは、インターネットで物件の良さを最大限に伝えることに重点を置いております。(売却をお考えの方ページではRESTAの査定額が高い理由をご覧いただけます。)
住宅の売却を考えられている方は、以上の点について、注意してみてください。