No.6
もっと家を自由に売却するには
家を売却したことがある、という人はあまり多くはありません。
日本では持ち家率は高いと言われていますが、ずっと同じ家に住み続ける人が多いですし、両親が残してくれた家を建て直して、もしくはリフォームして住むという人もたくさんいます。
では、家を売却するのはどういうときなのでしょうか?
売ることは、知られたくないこと?
よく、「家を売りに出していることを近所に知られたくない」という人がいます。
どうも、家を売却することに対してネガティブなイメージがあるようです。
たとえば「住宅ローンの支払いが困難になったから売却すると思われるのではないか」といった心配です。
でも、仮に支払いが困難になり家を手放すことになったとしても、それが競売にかけられたということでもない限りはおおっぴらに知られることはありません。
もちろん、住宅情報サイトなどに掲載されていれば、見る人によっては知られてしまうことになりますが、「支払い困難につき」のようなことが書かれるわけではありませんから、近所の人には「買い替えるから今の家は売却する」などと言えば済むのです。
急ぎの売却は時間をお金で買うことに
家を売却するなら、できればすぐに買い手がついてほしいですよね。
でも、買い手をすぐに見つけるには、ある程度売却価格を下げることも必要になります。
高く売りたいならある程度長い視点で売却を考える必要がありますが、早く売りたいなら値段を下げる必要がある、ということになります。
売却することも視野に入れてメンテナンスを
持ち家は、賃貸物件とは違って自分でメンテナンスをしていく必要があります。
「汚いけど住めるから問題ない」「水周りが古いけどまだまだ使える」と、リフォームをしないまま長く住む人も珍しくありませんが、売却するときのことを考えるとメンテナンスはこまめにおこなった方が良いでしょう。
売却する予定はなかったとしても、もし売却するとなれば、何十年もメンテナンスがされていないような家だと買い手がつきにくくなってしまいます。
また、ずっと住むにしても、こまめにメンテナンスをしておいた方が、リフォーム費用などの総額は少なくて済みます。
古くなりすぎた家だと大規模なリフォームをほどこす必要が出てきて、それだけ費用もかさみます。こまめにリフォームしていれば大規模なリフォームをしなくてもある程度長く住めますから、ぜひメンテナンスについてもしっかり考えておきましょう。
(参考:自分の住まいは、自分で売却できる。SELF不動産)
(参考:RESTAが神戸・明石で支持される理由)