No.105

マンションを売却する時は「相場」を自分で調べよう!

マンションを売却する時には、不動産会社に査定依頼をしてから売却価格を決定します。基本的には、不動産会社に任せる事が多いですが、周辺の相場は自分で把握しておいた方が良いです。今回は、なぜ周辺相場を把握しておいた方が良いかという点と、実際にどうやって相場を把握するかという点をお話します。

1.不動産会社を見極める方法

マンションを売却する時には、複数の不動産会社に査定依頼する事が多いです。そのため、複数の不動産会社の中から、自分の物件を高く早く売ってくれるような不動産会社を選ぶ必要があります。

1-1不動産会社はどうやって査定をしているか

不動産会社を見極めるためには、そもそも不動産会社自体がどのように査定額を算出しているのかを知っておく必要があります。不動産会社は「周辺事例比較法」という方法で、マンションの査定額を求めています。
周辺事例比較法とは、読んで字のごとく周辺の成約した事例を基に、その事例と比較して査定額を算出する方法です。つまり、不動産会社も独自で周辺相場を調べて査定額を算出しているのです。

1-2優良な不動産会社は査定額の根拠が明確

優良な不動産会社は査定金額の根拠が明確です。前項のように、査定額は相場価格を基にしていますが、そのデータや、そのデータから査定額を導き出した「理由」が大切なのです。そのため、自分自身でも相場価格を把握しておかないと、不動産会社が言っている査定額が正確な数字かを判断しかねるという事です。

2.相場価格を把握するにはREINS Market Informationを利用する。

REINSという言葉をご存知でしょうか。REINSとは不動産会社が閲覧できるネットワークシステムで、そのシステム内には直近の売り出し事例や成約事例があります。不動産会社は主にこのREINSのデータを基に相場価格を把握しているのです。

しかし、一般個人である多くの売主はREINSを見る事ができません。そのため、RESTAでは、REINSと近しいデータを閲覧することが出来るREINS Market Information　のデータと弊社の取引事例を組合せ、30万件以上の取引価格一覧をご覧いただけるページを公開しております。
このページを利用し、自分の希望の不動産（マンションや戸建て）を指定してエリアを指定すれば、成約事例を確認できます。その中から自分のマンションと近しい物件をピックアップして、相場価格を割り出しましょう。