RESTA

0120-520-4169:00-18:00

【不動産コラム】「家賃がもったいない」と住宅を購入する前に

「家賃がもったいない」と住宅を購入する前に

No.72

「家賃がもったいない」と住宅を購入する前に

マイホームの購入は多くの方にとって夢であり、今でも「家を持って一人前」と考える人も少なくありません。たしかに、マイホームがあれば住宅ローンの完済後は住居費がかからなくなる、自分の好みの家に住んでリフォームすることもできるなど魅力はたくさんあります。

しかし、「賃貸の家賃がもったいないから」と住宅を購入しようと思っている方は、先に知っておいていただきたいことがあります。

住宅ローンには利息がかかる

まず、当然のことながら住宅ローンには利息がかかります。利息を払ってでも、賃貸の家賃並みの住居費で住宅ローンが借りられるなどと言われますが、そうとは限りません。不動産営業の中には、変動金利型のプランを見せて、「今の家賃と同じぐらいの返済額ですよ」などと言ってくることもあります。しかし、変動金利型というのは金利の見直しがあるので、たとえ今は低金利でも、今後金利が上がっていけば毎月の返済額は増え、支払いが難しくなることもあるのです。

よく「繰り上げ返済すれば支払額を圧縮できる」と言われますが、これも、今まで順調に貯蓄を増やせていた人であれば可能ですが、頭金0円で買おうとしていたり、親からの援助等で自力での貯金が無いという人の場合は、繰り上げ返済もできず、長期化に渡って返済し続けることになりかねません。

住宅ローン以外の支出がかかる

賃貸とは違い、持ちえになると固定資産税がかかります。定期的なリフォーム、修繕費もかかります。さらに、マンションの場合は修繕積立金や管理費もかかりますよね。

こういった住宅ローンの返済以外の支出を考えないまま「家賃並みの返済額なら……」と購入に踏み切るのは危険です。その他の支出も併せて考えて、それでも家賃を払うより安いのか、しっかり検討する必要があるでしょう。

住宅は資産とは言えない

マイホームは、自分が住むための家ですから、家が何か自分に対して利益を生んでくれるわけではありません。そういう意味では、住宅は資産とは言えませんし、住宅ローンがあるうちはむしろ「負債」だと考えるべきです。

また、購入後はどんどん価値が下がるものですから、いずれ売ったり貸したりするにしても、納得のいく値段が付くとは限らないのです。

賃貸のときよりも大きな物件を選びがち

現在2LDKの賃貸マンションに住んでいる人でも、住宅を購入するとなると3LDKや4LDKの家を買う、ということが珍しくありません。現在と同じ広さの物件を探せばもっと安い値段で買えるのに、「せっかくだから」と大きな家を選ぶことで最大限の住宅ローンを借りることになり、返済期間も長くなってしまうことがあります。

このように、住宅を購入するということは、住宅ローンを返済していくということであり、住宅ローン以外の支出も発生するほか、資産として何か利益を生み出してくれるわけでもなく、必要以上に広い家を購入して借入金額を不当に増やしてしまうことにもなりかねない、というリスクがあります。

賃貸か購入か、ということについては一概には言えませんが、ただ単に「家賃を払うのがもったいないから」という理由だけで住宅購入に踏み切るのはやめた方がいいでしょう。さまざまな角度からしっかり検証した上で、それでも購入の方がいいのかを判断するようにしてくださいね。

(参考:ファイナンシャルプランナーが教える住宅購入予算の決め方
(参考:その他不動産取引のお役立ち情報はこちら

お問い合わせ