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【不動産コラム】マンションを高く売りたい!空室時の売却のコツ

マンションを高く売りたい!空室時の売却のコツ

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マンションを高く売りたい!空室時の売却のコツ

マンションを高く売る方法の一つとして、部屋の中を空っぽにして空室状態で売るという方法があります。しかし、その方法にも注意点があり、ポイントを抑える事で、より部屋の中を案内しやすくなります。今回は、「空室時のマンション売却のコツ」をテーマにお話します。

1.そもそもなぜ部屋を空室にした方が良いのか

空室にした方が部屋を高く売りやすいと言われている理由は「案内のしやすさ」と「生活感の解消」そして、「部屋が広く見える」という3点が理由です。

単純に、家具や家電、衣類などがないため、見学者が部屋やバルコニーなどを行き来しやすいので、部屋を自由に見学しやすいのです。他には、売主の家具・家電などがある状態だと、見学者はクロゼットの中などを開けるのに抵抗があります。しかし、空室の状態だとその辺りも気兼ねなく見学する事が出来ます。

また、どうしても入居中だと生活感が漂う部屋になってしまいます。特に中古物件を見学している方は新築物件も並行して検討している方も多いので、この「生活感」を解消できるという点は、大きなメリットになります。

そして、家具・家電がない事によって床面の露出が増えます。床面が広く見えれば見えるほど、部屋全体が広く見えますので、その点も空室時にマンションを売却するメリットと言えます。

2.家具レイアウトのイメージを持たせる

ただし、家を空室にしてマンションを売却する唯一のデメリットは、家具のレイアウトイメージがしにくい事です。そのため、見学者に家具を搬入した「入居後のイメージ」を持ってもらう事が大切です。

やり方としては、例えば図面に家具や家電のレイアウトを落としておくという方法があります。または、家具・家電が配置されている状態を写真で撮影しておくのも良いでしょう。いずれの方法にしろ、見学者にその部屋で生活するイメージを持ってもらう事が大切です。

3.掃除道具は置いておく

また、空室状態にするものの掃除道具は必ず置いておきましょう。「床掃除」「タオル」「ゴミ袋」「洗剤関係」「ティッシュ」はマストアイテムです。

空室時には定期的に換気や通水をする必要もありますし、人がいない状態でも室内は汚れます。そのため、見学者が内覧をする度に掃除出来るようにしておきましょう。

このように空室状態でのマンション売却はメリットも多いですが、注意するべき点もあります。特に、掃除や換気などの「部屋の管理」をしないと建物は劣化していってしまいます。そのため、手間は掛かりますが忘れずに室内管理を行いましょう。それが、マンションを高く売るための大事なステップになります。

(参考:する?しない?売却前リフォーム
(参考:自分の住まいは、自分で売却できる。SELF不動産

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