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【不動産コラム】欠点を逆手にとってお得な物件を探す

欠点を逆手にとってお得な物件を探す

No.49

欠点を逆手にとってお得な物件を探す

住宅を探す際には、自分の希望の条件に合った物件を見つける大変さを実感される方も多いものです。「南向きがいい」、「キッチンと洗面所が近い方がいい」など、さまざまな条件があるかと思いますが、予算は限られているのですからすべての条件を満たした理想の家を予算内におさめるのは不可能のようにも思えます。

しかし、高額な物件だからいい、というわけではありません。むしろ、低価格な物件でも希望の条件を満たしたお得な物件を見つけることもできるのではないでしょうか?

ここでは、欠点を逆手にとりメリットに変える考え方を紹介したいと思います。

エレベーター無しの物件 ⇒ 修繕積立費・管理費が安い!?

エレベーターが無い物件でも、低層階に住むのであればさほど問題ではありません。3~4階ぐらいまでなら、階段でのぼれるという方も多いですし、逆に考えれば「運動不足を解消できる」と考えることもできます。

そして、エレベーターが無いマンションの場合は、修繕積立費や管理費が安くなりやすいというメリットがあります。エレベーターは定期的な点検も欠かせませんし、老朽化すれば全面的な入れ替えも必要になり、それには高額な費用がかかります。エレベーターが無い分コストが安くなるのであれば、購入してもいいと思える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

不人気な低層階 ⇒ 安くて案外住みやすい

マンションだと、高層階ほど高額になるものですから、まず「安い」というのが低層階の魅力です。他にも、「小さい子供がいても転落の危険が無い」、「1階なら庭がありガーデニングも楽しめる」、「大きな荷物の買い物やゴミ出しなどがラク」、「道路に面している物件や見晴らしのいいところなら空き巣の被害にも遭いにくい」など、低層階(特に1階)のメリットもたくさんありますよ。

日当たりが悪い ⇒ 夏の冷房費は安くつく

日当たりがいい方がいいというのが常識ですが、日当たりがいいということは、夏場は暑くなりやすいということでもあります。冬の暖房費はかさむかもしれませんが、夏の冷房費が低く抑えられるのでトータルではあまり変わらないでしょう。また、日差しが強いと家具や室内の日焼けもしやすく、それだけ早く傷んでしまうという難点もありますが、日当たりが悪い物件だとその心配もありません。

このように、どんな欠点でも、逆手にとってメリットに変えることは可能です。人の性格でも、たとえば「だらしない」という短所でも、「細かいことにこだわらない」と言い換えれば長所となりますよね。家もそれと同じで、見る人によっては欠点となるようなことでも、人によってはその欠点が長所に変わることもあります。

一般的な常識だけにとらわれず、「自分にとって、この欠点は本当に欠点なのか?」と考え長所に変換できないか探ってみましょう。そうすれば選択肢は広がり、理想の家を予算内で見つけやすくなるはずですよ。

(参考:団地の魅力
(参考:古家付き土地の購入・売却

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